ULTRA-ACTのニューカマーとして、「TAMASHII NATION 2011」で発表された緑の戦士、
アンドロメロスの発売か決定し、6日より魂ウェブ商店にて受注を開始しました。
アンドロメロスとは、ウルトラシリーズの外伝として80年代初期に制作された作品であり、
てれびくん誌上でのグラビア展開を経て、’83年にはTV版が
毎週月曜から金曜の帯番組形式で放送されました。
グラビア版は「ウルトラ兄弟物語アンドロメロス」、「ウルトラ超伝説アンドロメロス」というタイトルで、
ウルトラマンの世界観を継承しています。
「アンドロメロス=ゾフィー説」が存在している事から、
ゾフィー兄さんの発売に合わせての商品化とも捉えられます。
グラビア版の第1話にて、復活したエースキラーによってゾフィー兄さんがブラックホールに落とされ、
ブラックホールからのエネルギー吸収により生死の境をさまよっていた所、
コスモテクターの持ち主であるアンドロ人・セザルに遭遇。
セザルはゾフィー兄さんを救うために、ブラックホールからの影響を遮断できる
コスモテクターを与えるも、自らはブラックホールからの影響で死亡してしまいます。
セザルの行為に感動したゾフィー兄さんは、彼の意思を継ぐ者として
”アンドロメロス”を名乗り、宇宙の悪と戦いながらウルトラ兄弟を助けていたのです。
その後、セザルの息子・ブノワがゾフィー兄さんからコスモテクターを託され、
2代目のアンドロメロス、すなわち、「ウルトラ超伝説」とTV版におけるアンドロメロスとなるのです。
以上の事から、「ウルトラ兄弟物語」におけるアンドロメロスはゾフィー兄さんだったと言えます。
ACTでもその設定が活かされた商品仕様となっているのが特徴で、
スペースチタニウム製の鎧・コスモテクターをメタリックグリーンとシルバーのツートンカラーで
再現しているだけでなく、ゾフィー兄さんから与えられた勲章「ウルトラクロス」付きの
胸部パーツも付属し、2代目仕様も再現可能となっています。
主武装のダブルサーベルは、パーツの交換でダブルランサーにもなり、
本体の高いアクション性と合わせて、効果的なポージングが楽しめます。
また、頭部は取り外しが可能で、別売りのゾフィー兄さんの頭部を取り付けられます。
ウルトラの直系に限らず幅広く展開するのがACTの面白い所なので、
今回のアンドロメロスもかなり面白いモノとなりそうです。
個人的にはEX枠などで、他の円谷ヒーローも出してほしい所と思っています。