http://www.ota-suke.jp/news/45174
春の恒例となっている東京国際アニメフェア(TAF)に対し、
角川書店が出展をボイコットすると発表した事を皮切りに、
大手出版社で構成されたコミック10社会もボイコットを発表しました。
東京都青少年健全育成条例改正を推し進めようとする東京都と、
TAF実行委員長であり規制派でもある石原都知事の姿勢に抗議するという意味での
ボイコット宣言ですが、表現の自由を守るために真っ向から戦うという解釈もできます。
もともとTAFは「日本のアニメーションを世界に発信し、商取引の場を」という
都知事の提案で開催されたもので、業界の活性化を促すためのイベントである事から、
表現の自由とともに歩むべきなのです。
今回の出版社の姿勢は表現を守るという意味でも正しいと言えます。
角川書店は魅力的なコンテンツを多数保有しているわけですから、
認識の甘い都知事が痛手を受けるのは明らかです。
それとともに、TAF上層部の変革を行い、イベントそのものを守るべきだと思います。
漫画・アニメ・ゲームは日本の宝なのですから。