11月14日に池袋・新文芸座でのオールナイトで、

「第1回 みうらじゅん映画祭 怪獣映画大会」なる催しがあります。


企画者でもあるみうら氏、怪優・佐野史郎氏、樋口真嗣監督という

”濃い”メンバーによるトークショーと

「髪怪獣ゲハラ ディレクターズカット版」

「獣人雪男」

「フランケンシュタイン対地底怪獣(バラゴン)」

以上3作の上映というこれまた”濃い”展開となっています。


中でも注目なのが「獣人雪男」。

東方特撮映画としては最初期に作られた映画ですが、

作品中の集落の描写に問題があった事からソフト化は勿論、

テレビ放映もされなかった「幻の作品」と言われています。

脚本では集落の村人は近親婚を繰り返した結果、

障害者が多くなったという表現が記されていました。

ちなみに近親婚で生まれた子供は遺伝子に欠陥が生じやすく、

何らかの障害を負ってしまうというリスクが格段に高くなります。

ゆえに、近親相姦はタブーとされており、あらゆるエロメディアで

(一例として)姉・妹モノをやる場合は、「義理の関係です」という注意書きが必須となっています。


しかしながら、ゴジラとは違ったアプローチで見せる作りは評価するべきだと思います。

歴史の影に葬り去られるのが惜しい一作、確かめたい方はぜひ。


http://www.shin-bungeiza.com/allnight.html


チケットを含めた詳細はこちらで確認できます。

なお、18歳未満の方は入場できませんのでご注意下さい。

(そもそもこのブログを見ている18歳未満の方はいないと思いますが・・・多分)