「クソゲー」はなぜなくならないのか?
 ファミコン時代からゲーマーたちに煮え湯を飲ませてきた「クソゲー」。ゲームバランス最悪、バグだらけ、..........≪続きを読む≫


むしろ最近では、クソゲーと言われる要素が「ネタ」になるクソゲーが少ないのは悲しい気が・・・

ファミコンのクソゲーならそういう「愛すべきクソゲー」が多かったんですけどね(笑)。

その中でも定番となるものをいくつか。


愛すべきクソゲーの代表格と言えば「スペランカー」。

決定打となったのが「主人公がとにかくヤワい」という事。

「わずかな段差から落ちると死ぬ」、「コウモリのフンが当たっただけで死ぬ」という点が

今では語り草になり、よく故障する某野球選手のあだ名にも使われるほど有名になりました。

現在でもゲーム史上最弱主人公の座を死守しているから、(ネタ的な意味で)偉大です。


続いては、世界観がツッコミどころ満載の「いっき」。

農民一揆と言えば大勢の農民が力を合わせてお代官様と戦うのが相場ですが、

このゲームはたった1人もしくは2人というさみしい一揆・・・

しかも鎌を投げて忍者を倒しつつ、小判をすべて拾う面クリア型アクションだからスゴイ(別の意味で)。

しかもパワーアップアイテムが全然パワーアップになっていないのも語り草。


そして最後は野球ゲーム界の金字塔「燃えろ!!プロ野球」。

ピッチャーからのカメラ視点、音声合成システム、投球フォームの再現と

斬新な要素が盛り込まれる一方で、とんでもない要素も含まれていました。

それは「メジャーの球場よりだだっぴろい球場」、「審判の不条理な判定基準」

そして「強打者ならバントでもホームラン」の3つ。

最後のは単なるバグですが、今では燃えプロの代名詞となっています(笑)。


改めて思うのは、「ファミコンは名作ゲームとクソゲーで支えられていた」と言う事ですかね。

温故知新の精神で遊んでみるのもよいかと思います。


・オマケ(燃えプロ編)

満塁状態で三振すると「アーホー!」と野次られます。