順当にリリースを重ねた超合金魂。

しかし、シリーズの先陣を切ったマジンガーZは、

後発であるグレンダイザーと並べた時の違和感が問題視されました。

そこで、良い部分は残し、改めて物足りない部分を新造する形で

造形とギミックを含めた大幅なリニューアルが行われました。

そして新生した姿こそが今回のリニューアルバージョンです。

ゆえにナンバーも「GX-01R」となっています。


龍凰堂


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結果はご覧のように、より力強いフォルムとなっています。

また、プラ製であった太ももはダイキャストになり、メッキも施されています。

別パーツであった頭部マスクは一体成型です。

手足のブルーもより濃い色となり、力強さに拍車をかけています。


龍凰堂


さらに、ジェットパイルダー(右)も最初から同梱されており、

単体でのプレイバリューが向上しています。

(マジンガー本体の写真はすべてジェットパイルダーを合体させたものです)

パンチユニット、ドリルミサイルユニットも前モデル同様付属していますが、

組み立て済みとなっている事と、保持力の向上が大きな違いです。


龍凰堂


ミサイルパンチはスプリングによる発射式に変更。

腹部左にあるスイッチを押すと発射可能です(事前にハッチを発射して交換します)。


龍凰堂


ジェットスクランダーも後期型のカラーリングを再現したものに変更。

主翼部には十字手裏剣・サザンクロスナイフの発射口がモールドで再現されています。

こちらも本体は組み立て済みで、尾翼とアンテナは歪みにくいPVCで再現。


龍凰堂


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ベルトが薄くなったこともあって、装着時の体型もより引き締まったものに。

当然主翼の可動も抜かりなく再現されています。


このように、既存のアイテムでもリニューアルして送り出す姿勢は、

マスターグレードと同じく超合金魂が「進化するシリーズ」である事を語っています。

後にグレートマジンガーも若干の改修が施されたリニューアルバージョンが発売されました。


ただ出すだけでなく、「難題への挑戦」を続けるのは万事において大事な事。

その命題に立ち向かうロボットの立体物は、驚きと感動をも与えてくれるものです。

それと共に、自分達も頑張ろうという気が起きますし。

もしかしたら、そうした気持ちこそが「少年の心」なのではと思います。


早い所では店頭に並んでいる「GX-45・マジンガーZ」は、

超合金魂の進化の形であると同時に、超合金の新たな時代のスタートとなる一体です。

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