21世紀に突入してから超合金魂はリリースのペースが少しずつ早まり、
意外なアイテムを投入してくるようにもなりました。
今回紹介するマジンガーZは、2001年よりリリースが始まったOVA「マジンカイザー」登場版です。
先日紹介したGX-01をベースとしながらも、原作漫画版のテイストを濃くしている
OVA版のデザインをしっかりと再現しています。
オプションはGX-01に倣い、ロケットパンチユニットと台座、特徴的な平手が付属。
足裏にはノズルのモールドがあります。
ホバーパイルダーもOVA版の仕様。
アニメ版の赤ではなく、原作漫画版に見られる白のカラーリングが斬新です。
若干大きめで、横につぶれているのもポイントですね。
ブレストファイヤーは直線的形状型と、写真のような曲線的形状型が付属。
より原作漫画版初期のイメージに近づけることが出来ます。
イベント限定品のエネルガーZ、雑誌誌上通販限定のアイアンZはこちらをベースにしたものです。
こうした実例のように、GX-01をベースとした様々なアイテムが後に生み出されています。
これも元デザインと流用パーツとの整合性を踏まえた設計があってこそです。
前述のリリースのペースが加速していったというターニングポイントとして、
このOVA版マジンガーZは外せないと思います。
その後も本命アイテムの隙間を縫う形で全パートナーロボやミネルバX、
ボスボロットといった「痒い所に手が届く」アイテムをリリースしたわけですから。