別件の方が頓挫するかもと言う事で一時中断するようにという指示が出ている関係でホントに中断中です(汗)。
その一方でまたも驚く事が。
発売された3月号に載っちゃってました。別冊向けと聞いていた作例が。
てなわけで、昨年最後に手がけたライン・ヴァイスリッターが掲載されいます。
ネタばらしをすると実はコレ、塗装はテイク2の状態です。
元々は半光沢とつや消しのソリッドなパターンだったのですが、形状のリテイクついでに
「パールで決めるといいかも」という担当さんのアイデアを盛り込んだものとなっています。
白地はパールの効果が現れにくいので難儀するものです。種類にもよりますが缶スプレーだと顕著に出ます。
基本的にMr.カラーは効果が薄いので、この作例では市販されている粉末のパールを使いました。
光を当てる角度、見る角度によって変化を持たせたい事もあってブルーパールをチョイス。
今回のヒントになったのはハイコンプロのキュベレイ。白の本体とピンク・紫のアクセントで
まとめられたキュベレイに、レッドパールのコーティングが施されたイカス一品となっています。
ライン・ヴァイスリッターは白と青がメインという事で、これに倣って白もブルーパールでコートしたら
面白い効果が出ると感じてやってみました(誌面だとわかりにくくなるんですけどね・・・)。
その結果、光の当たり方、見る角度、白地なら本体とシャドウ色の差によって妖しい感じは出たかと。
光沢クリアーを上掛けするとぬらっとした感じも出せますし、クリアーがレンズの役割を果たすので
パールの輝きをさらに際立たせる効果もあります。
パールは下地と使うパールの組み合わせによって多彩な色味を出せるマテリアルです。
同じ色のパールでも銘柄によって効果は変わってくるものなので、色々と試して見て下さい。