昨日から製作再開しましたアルトアイゼン・リーゼ。一通りペーパーがけ終了しました。
手順は合わせ目消しとヒケの確認のため400番で空研ぎから行っています。
消えていない合わせ目やヒケ、段差が見つかったら瞬間接着剤を塗って硬化スプレーを吹きつけて
硬化後にペーパーをかけて整えるとパテを使うよりも作業効率が良いです。
(それでもこの段階が一番時間がかかるんだけどね・・・)
それと共にスジ彫り修正を行った後、600番を水研ぎ(水をつけながら研ぐ事)して終わらせます。
ステークにはさらに1000番で水研ぎ。光沢を要する部位には1000番までやっておくと良いです。
後々の事を考えると極力マスキングの労力は減らしたい所。
そこでやっておくと良いのが後ハメ加工。
リーゼの場合はどのようにやればいいのかについてご説明します。
まずはバックパック。中央部スタビライザー基部は白で塗るのでT字状になっている部分をカット。
両側のフレキシブル・スラスター基部は出っ張った部分をカット。
塗装後に瞬間接着剤(高強度タイプ)で接着すればOKです。
フレキシブル・スラスターはアーム基部と赤いパーツの受けになる部分を写真のようにカットします。
当然の事ながら瞬間接着剤での接着は必須です。
両肩に付くテスラ・ドライブ・バランサーは主翼を写真のようにハの字加工します。
基部の接着前に少しずつ削っては様子を見ましょう。そうでないとカチッとはまりませんので。
可動部の強度が落ちるかもしれませんので、ここは基部の合わせ目の角を落として
「合わせ目のモールド化」を行っても良いでしょう。
両腕の前腕部です。
右腕は可動部を写真のようにハの字加工し、ステーク先端は分割して径の合うランナーで取り付けます。
左腕はチェーンガンマガジンの受けと手首周りの黒いパーツの受けを写真のように削っておけば
あとは接着で対応できます。
ヒザ関節と足首後部はやはりT字状になっている部分をカットし、あとで接着すればOKです。
駆け足でご説明しましたが、必ずしなければいけないものではありません。
無塗装で仕上げるなら意味はないですし、場合によっては強度が低下する事もあります。
ですが、前述のように塗装の事を考えるなら、やっておくと便利なのは確かです。
いきなりスパロボキットでやるというのは意外にも敷居が高いものですから、
価格も安く、組みやすいHGUCでコツを掴んでおいた方が良いかと思います。