3430さんのブログ -10ページ目

story-③



何だ!?

俺が逃げようとしていることに
気がついた?



「お前は どうして
死にたいんだ?」



感情のない声。


雨の中でも聞こえてくる
静かな声。


興味本位で
聞こうとしているわけ
じゃないことに
気がついた。



大波にのっているようだ。


いや、違う。

包まれているような
気になる。



でも、俺は


その質問に


答えたくない。



見ず知らずの人に言いたくない。



「別に どうでも
良くない? 知って


どうするの?」


この人は悪くない。


でも、口調は

キツくなってしまった。


そのことに


罪悪感をおぼえた。


「そうだな。
知っても 何もないな。」

さっきと同じ
感情のない声。

物語について




今だに
登場人物の名前すら
出てきてなくて
すみませんm(__)m



まだ、しばらくは
出てこない予定です



そして、
まだ まだ 本編に
たどりつきそうもないです



何でこんなに
進まないんだろう
と頭を抱えています



もう少し
お付き合い頂ければと
思います

story―②



「じゃ、こい」





…はぁ?






「こい」!?




何で命令口調(怒)



てか

時間をくれ

というのは


本気


だったんだ…。




オッサンは 雨の中、


傘もさしてない。



まっすぐに


俺の



目を



見てる。



オッサンが俺に背を向けて
歩き出した。


こうなったら

ついていかないわけには

いかないな


と思った。



このオッサンは


どうして



傘もささずに



歩いているんだ?



…どうでもいいか



他人のことなんて。



でも、ついて行くからには


オッサンの名前なり身元なりを


知っておいた方がいい。


「なぁ、あんた 何者?」


「死ぬヤツに

言う必要が あるのか?」


ムカ




確かに


死ぬけどさ。



でも、教えてくれても


よくねぇ?



『死ぬヤツ』



どうして


そう 言うんだ?



俺は ゙死にたい゙



そして

それを、実行しようとした。



でも、『死ぬヤツ』という

言い方は


おかしい 気がする。



オッサンは


本当に



俺を

止める気はないんだ。



そして わかってる。



俺が 本気だと

いうことに。


「どこに行くかくらいは

教えてくれよ」



「ついてくれば

わかる」



…それくらい

教えろよ。


自然と ため息が出た。





俺は、死のうとしていた。


それは


まぎれもなく


本当のこと。



それに


この男は気づいた。


橋の手すりに


立ってたから


誰が見ても、気づく…か。


俺、

これから

どうなるんだろう?




いきおいまかせで

ついてきたけど。



死のうとしてたからって


自分が どうなってもいい

なんて


自暴自棄になってる


わけじゃない。



この人についてきて



どうなるんだ?



このオッサンは


俺に


何をさせようと


している?




…逃げようかな。



別について行く必要なんて

ないんだし。



雨が降っているから


足音だって


聞こえないだろうし



走れば、大丈夫だろう。



そう 思っていたら



「おい」


と 声をかけられたのと


同時に


腕を


つかまれた。