「マイクロエース 1/24 (オーナーズクラブ24)No.22 '92コルベットコンバーティブル(1992年式) 」が完成しました。

 
前回記事の段階で、本体は概ね完成していたのですが、今回の記事では自作のドライバーフィギュアとナンバープレートを加える事にします。
ドライバーの体はR33GTRに使った物と同じ物を印刷したのですが、頭部は上写真のハセガワキットから流用しようと考えていました。

しかし、問題発生。

ハセガワ製フィギュアは成人女性の1/24ではないようです。

頭部や胴体が小さすぎます。

私の作ったドライバーフィギュアはタミヤ製のマツダーロードスター付属の物に準じているのですが、上写真の通り胴体の大きさが違いすぎます。

しょうがないので、ハセガワ製フィギュアの頭部を3Dスキャンして、10%大きく印刷しました。

今回はプラモデル製品の頭部をそのまま流用するつもりだったのでガッカリでした。

しかし、ハセガワ製フィギュアはディテール的になら悪くないですね。

 

兎に角、ドライバーフィギュアは上写真のように仕上がりました。

今回も印刷したままの状態では乗車不可能だったので、肘と膝と足首をカットして、現物合わせで角度と長さを調整しました。

 

無事に乗車させる事ができました。

 

次はナンバープレートの製作です。

今回、初めて3Dプリンターで作ってみる事にしました。

縁の膨らみ、ネジ、封印、などを立体表現してみたかったからです。

 

上写真が出来上がったナンバープレートです。

今回のデカールはアルプスのMD1000プリンターで印刷しました。

去年、タミヤのマツダロードスターのナンバーをインクジェットプリンターで印刷したのですが、ぼやけた感じでイマイチだったので、面倒がらずにMDプリンターを使いました。

 

ここで余談ですが、久しぶりにMDプリンターを使おうとしたら何故か全く動かない症状が発生しました。

MDプリンターは、WindowsXP以前のOSでしか動かせません。

この時点で私のパソコンはWindows10でした。

そこで、上写真のように「VMware Workstation 17 Player」と言うアプリを使って

古いOSを仮想で起動してMDプリンターを使用していました。

論理的に考えて、仮想PCは滅多に弄らないので怪しいのはWindows10です。

そこで、ちゅうちょ無くクリーンインストールしました。

そうすると、最初はMDプリンターを使えるようになるものの、しばらく経つと再び使えなくなります。

これは、頻繁に自動で行われる更新プログラムが原因でしょう。

もう、Windows10は駄目と判断。

私のパソコンは、外観は骨董品だけどCPUとマザーボードは比較的に新しいのでWindows11をインストール可能です。

早速にWindows11をクリーンインストールしました。

結果、問題無くMDプリンターを使えるようになりました。

 

↓ここから完成写真です。

 

向き変えが楽なように、丸い台を用意しました。

くるっと一周撮影します。

 

ナンバープレートは、中央の”CORVETTE”を隠したくなかったので、オフセットして接着しました。

 

前タイヤが、はみ出しぎみです。

 

背もたれが短いのかヘッドレストが低いです。

 

イロイロ変だけど、格好良いような気もしますね。

 

本物の写真を見るとナンバープレートのすぐ横にライトがあるのですが、このキットは少し隙間が空きます。

ナンバープレートの大きさは正しいハズなので、キットの寸法が間違っているのでしょう。

 

思い返すと私が運転免許を取った頃のコルベットはこの世代でした。

自分はコルベットと聞けばこの形を連想します。

 

頭とフロントガラス上部が近すぎます。

もっとシートを下げられるように工夫した方が良かったと思う。

 

マイクロエースには文句を言いたくなるけど、まあ格好良いとは思う。

 

なんか車室やシートが小さいのかフィギュアが大きく見えてしまいます。

今からやり直す気はしませんが、ハセガワサイズでフィギュアの体を印刷した方が見栄え良かったと思います。

 

これで「 マイクロエース 1/24 (オーナーズクラブ24)No.22 '92コルベットコンバーティブル(1992年式) 」は完成にします。

全くお勧めできないキットでしたが、手をかける事を覚悟して買うなら良いかもしれませんね。

 

今日はここまで。