DF心理相談所代表藤田大介です。
最近ニュースで取り上げられていた、英会話講師の過酷な残業による自殺について、気になったので今回は「残業」をテーマに書かせていただきます。
※ニュースの記事記事はこちら
報道によると英会話講師の22歳の女性が、持ち帰り残業月82時間、学校での残業を含めると111時間
という仕事でうつ病になり、自殺してしまったとされています。
過剰な労働は心身に多大な負担となります。結果今回のようなうつのみならず、パニックや神経症、その他様々な身体症状を引き起こす要因となります。
私自身、若い頃にスクール費用の為と毎月300時間近く働いていたことがありますが、その間に難聴を2度発症しました。毎日楽しく働いていたにもかかわらず、です。
ですので、長前提として期間の過剰な労働は避けるべきと私は考えます。その上で考えなければならないのは、「その残業は誰がやらせているのか」です。
◆会社が強いてなくても…
こうした残業や労働時間の問題となると、=会社が強制しているという前提の報道が多いですが、
この考えは正しいでしょうか?
私はそうは思いません。社会の流れもそうですが、実際私が相談を受けてきた事例からも思います。
過剰な労働に至った原因を大きく分けると、①会社に強制されたケース②人間関係等を気にしてのケース③自ら進んでのケースの3つに分けられます。
①は、時間であり、また本人の能力をはるかに超えた仕事を与えたりしている会社に問題があるケース。
②は、残業が普通の雰囲気があり帰りづらかったり、残業したほうが評価されやすかったりというケース。
①はもちろん②も、会社側の取り組み次第で改善出来るケースと言えます。組織のルールや雰囲気が問題となるので、このケースに関しては個人が出来ることは少ないでしょう。
◆本人が問題となるケースもある
ですが③は違います。求められてない事までやる事や、人の分までやる事を良しとし、結果過剰な残業をしてしまう。こういった方は実はとても多いです。根底には、「やらないと認められない」といった思い込みがあるケースが殆どですが、これはその本人が生まれてから現在に至るまでに身につけた考え方クセによるものであり、会社が労働環境を改善したところでさほど意味はありません。むしろ、残業や持ち帰りを禁じれば、本人が「認めてもらえない」と不安を感じることも考えられます。
◆企業はどう取り組むべきか
実際私がお会いしてきた方を振り返ると、①のケースは少なく、②と③の方が大多数です。
これはつまり、残業によるトラブルのリスクを回避するためには、労働環境の改善と、その組織で働いている個々人のケアの両方が必要ということを示しています。
社員一人ひとりが何をどう考え、どう感じているかを把握しケアするなり成長を促すなりという関わり方。企業には、管理職がこれを身につける支援やこうした力を持つ専門家の招くといった動きが今、必要と言えるでしょう。
最近ニュースで取り上げられていた、英会話講師の過酷な残業による自殺について、気になったので今回は「残業」をテーマに書かせていただきます。
※ニュースの記事記事はこちら
報道によると英会話講師の22歳の女性が、持ち帰り残業月82時間、学校での残業を含めると111時間
という仕事でうつ病になり、自殺してしまったとされています。
過剰な労働は心身に多大な負担となります。結果今回のようなうつのみならず、パニックや神経症、その他様々な身体症状を引き起こす要因となります。
私自身、若い頃にスクール費用の為と毎月300時間近く働いていたことがありますが、その間に難聴を2度発症しました。毎日楽しく働いていたにもかかわらず、です。
ですので、長前提として期間の過剰な労働は避けるべきと私は考えます。その上で考えなければならないのは、「その残業は誰がやらせているのか」です。
◆会社が強いてなくても…
こうした残業や労働時間の問題となると、=会社が強制しているという前提の報道が多いですが、
この考えは正しいでしょうか?
私はそうは思いません。社会の流れもそうですが、実際私が相談を受けてきた事例からも思います。
過剰な労働に至った原因を大きく分けると、①会社に強制されたケース②人間関係等を気にしてのケース③自ら進んでのケースの3つに分けられます。
①は、時間であり、また本人の能力をはるかに超えた仕事を与えたりしている会社に問題があるケース。
②は、残業が普通の雰囲気があり帰りづらかったり、残業したほうが評価されやすかったりというケース。
①はもちろん②も、会社側の取り組み次第で改善出来るケースと言えます。組織のルールや雰囲気が問題となるので、このケースに関しては個人が出来ることは少ないでしょう。
◆本人が問題となるケースもある
ですが③は違います。求められてない事までやる事や、人の分までやる事を良しとし、結果過剰な残業をしてしまう。こういった方は実はとても多いです。根底には、「やらないと認められない」といった思い込みがあるケースが殆どですが、これはその本人が生まれてから現在に至るまでに身につけた考え方クセによるものであり、会社が労働環境を改善したところでさほど意味はありません。むしろ、残業や持ち帰りを禁じれば、本人が「認めてもらえない」と不安を感じることも考えられます。
◆企業はどう取り組むべきか
実際私がお会いしてきた方を振り返ると、①のケースは少なく、②と③の方が大多数です。
これはつまり、残業によるトラブルのリスクを回避するためには、労働環境の改善と、その組織で働いている個々人のケアの両方が必要ということを示しています。
社員一人ひとりが何をどう考え、どう感じているかを把握しケアするなり成長を促すなりという関わり方。企業には、管理職がこれを身につける支援やこうした力を持つ専門家の招くといった動きが今、必要と言えるでしょう。