子供のころから猫背を指摘されることが多かった。

確かに鏡の前で横向きに立ってみると背中が曲がって顎がつき出ており、子供ながらにカッコ悪いと思ったものだ。しかし不思議なもので(?)、ものの数分でそのこと忘れ、気づいたらまた背中が曲がっている。そんな生活をずるずると続け、今も治ったとは言えない。

日々意識はしているものの、気づいたら曲がっているなと気づき、またしばらくして気づき…の繰り返しだ。何なら鏡をみながら姿勢を正しても、それすら納得いかない姿勢の時もある。この記事を書いている今も怪しいと思いつつ書いているから厄介だ。

 

そもそも猫背とはどういう状態か。調べてみると、意外にも種類があることが分かった。

見分けるポイントとしては、壁に背を向け、両足のかかとを壁に付けた状態で壁に身体をあずけること。その時、腰は壁に付くが、背中と頭が付かない状態を猫背。肩と腰は壁に付くが、首だけ付かない場合をストレートネック。腰と壁の間に大きな隙間ができ、骨盤が前に傾いている事によって、身体全体が前傾姿勢になるのを反り腰。猫背といっても、こうした3種類のタイプがあるらしい。ちなみに私の場合はストレートネックに当てはまりそうだ。

 

また、残念なことに猫背や姿勢の悪さは意識の問題どうにかなるものではなく、筋肉の緊張とそれを助長する生活習慣によるものらしい。だから意識しているだけでは治らなかったのだと納得。まあ、意識するだけでいいならとっくに治っていたはずなので、これまでうやむやにしていただけなのが浮き彫りになってしまった。

 

これまでの怠惰は反省するとして、この事実を知った今日からは対策をしなければならない。なぜなら、猫背によって見た目が悪くなるだけではなく、ぎっくり腰、腰痛、肩こり、血流の悪化など日常生活にもマイナスの影響を与えるからだ。

若いうちは何かと無縁かもしれないが、年齢を重ねれば重ねるほどこうした症状が起こるリスクは高くなり、QOL低下に繋がってしまう。気づいた時から対策していくしかない。

 

先程、猫背になる原因として筋肉の緊張とそれを助長する生活習慣と書いた。これが示すように、猫背は何かを行ったから突然なるものではなく、日常生活の動きや姿勢の積み重ねによって引き起こされている。

 

特に言われているのが、デスクワークやスマホなどを利用している時間が多いことだ。これらを利用している際は、下を見がちになる。下を向くと首や背中の筋肉を緊張させ、猫背の原因になってしまう。

特にパソコンやスマホを見ている際は集中していることが多いので、ずっと同じ姿勢を続けてしまい、特定の場所に負荷をかけ続けてしまう。確かにこれを書いている今も下を見ながら書いていることに気づいた。そもそも机の高さが低いので、どうしても下を向いてしまう。

慌てて今15㎝程高い位置にパソコンを移してみたが、確かに目線は上がった(当たり前)。キーボードの位置も高くなったので違和感があるが、慣れればこっちのほうがいいだろう。これからはパソコンの拠点を変えてみたい。

 

続いて生活パターンの偏りが挙げられる。たとえば、寝るときはいつも同じ体勢だったり、ずっと同じ足の組み方をしていたりといったことだ。こうした偏りも体の負担となり、猫背の原因にもなってしまう。日頃なんとなく行っている癖を俯瞰し、左右で動きを分散できているか意識しなければならないだろう。癖に気づいたら、これでいいのか自問して対策するといい。

 

ほかに、筋肉の偏りも挙げられる。筋肉は体のバランスもとっているので、猫背ということはここが偏っている結果として表れたものだ。

具体的には運動不足だったり、ストレッチだったりが不足していることだ。平日にデスクワークをして、それ以外はスマホばかり見ている人はそれだけで生活の大半を、体を動かさずに過ごしている。これでは筋肉は衰え、体の様々な場所に異変が起きてもおかしくない。

運動の習慣化はもちろん、運動をしない日もストレッチ等体を動かすことは必須といっていいだろう。仕事の休憩時間などで数分やるだけでも違うので、毎日体を動かす習慣をつけたいものだ。

 

とはいえ、これまで何年も猫背だった人が、生活習慣を変えるだけで簡単に治せるなら苦労しないだろう。上記で挙げた対策を行いつつも、やはり一度専門の病院に行って診察を受けることがおすすめだ。

一口に猫背といっても人によって症状や深刻度などが違う。専門家の意見を聞き、時には治療してもらいつつ治していくのが一番いいのではないか。できれば猫背治療を得意とする病院がいい。

私も過去整骨院で姿勢が悪いと言われたが、ストレッチをしてくださいと一言言われて診察が終わってしまった。これでは今までと変わらない可能性が高いので、少し遠くても定評のある病院で診てもらうのが一番だろう。

 

猫背は日々の生活の偏りの結果起こった症状なので、この偏りがなくなれば治る。そして、体の健康状態も総じて良くなるはずだ。メリットしかないので、対策することを強くおすすめする。