

※長文になりました。興味のない人はスルーして!
今日はちょっと真面目に(いつも不真面目なのか?)インドネシア滞在30年で女房がインドネシア人の私が、先日のインドネシア・デモ暴動についてお話ししたいと思います。
インドネシアでは20-30年に一度、今回のような暴動に繋がる大規模デモが起こります。
古いところでは
1974年、田中角栄首相がインドネシアへ訪問した際に怒ったマラリ事件
そして1998年のインドネシア大暴動
それから今回の事件になります。
さて前回二度に比べると大したことないと思ったのが今回の暴動です。規模の問題ではありません。
その理由は「暴動を操るような黒幕がいなかった」からと思います(いたかもしれないけど)
現在のプラボウォ大統領は政権を取ったばかりで、まだ彼を陥れるほど力のついた政敵はいません。インドネシアでは手弁当でデモに参加する人はほとんどいない。たとえ参加するとしても一過性のものでしょう。よって組織的・計画的な動きにはなりにくく、98年のインドネシア、最近ではミャンマーやタイなどの内戦状態にはほど遠いと言えます。
最後はいつものパターンで軍が登場して手打ちとなります。なんせ軍はインドネシアのヒーローですからね。いつも憎まれ役を演じるのは警察です。
今回以前二回の暴動と違ったのが、やっかみの対象です。以前は華僑に矛先が向かいましたが、今回は暴動のきっかけになった数名の国会議員でした。
こんな感じでインドネシアの歴史は展開していくのでしょう。
ちなみに1998年の暴動はそのまっただ中にいました。本当に緊張しましたよ。駐在員の多くが緊急一時帰国するよう触れが出されましたからね。
そんな意味で、暴動そのものは大したことなかった。
今回のインドネシア暴動事件が日本の大手マスコミで報道されなかったのは、大したことなかったから?
いえ、違います。暴動を戦争のように扱うのが大手マスコミですからね。こんな被写体を見逃すはずはありません。
移民政策を推進している日本政府に忖度してるからでしょう。特にインドネシアは岸田元首相の弟が経営する外国人労働者の(日本への)派遣で商売してますしね。
ほんまに暴動起こしたぐらいですよ。

さて上記話題とはまったく関係ありませんが…
ユーチューブ、ミニ・バズりしました!

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