パリ在住の現代美術家・坂田英三さんと行く『松本明慶』工房 | インドネシアJP編集長&政治系漫才ユーチューバー ハル

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美術に詳しい人ならご存じの坂田英三さん。パリ在住の現代美術家です。ハルは門外漢のため、お名前は初耳でお会いしたのも初めてです。にも関わらず、これまた仏像に関心のある方なら誰でもご存じの現代日本最高の大仏師『松本明慶』工房へ、お供させて頂くことになりました。

左から坂田英三さん、ハル、松本明観さん(明慶氏二代目)

なぜかこんなお偉い方々とご一緒させて頂くとは恐縮です。

まず坂田英三氏のプロフィール
愛知県出身の現代美術家で、主にパリを拠点に活動されています。彼の作品は、海水を用いた独特の技法が特徴で、自然素材を活かした表現を追求しています。2023年3月には、名古屋市名東区のLギャラリーで個展「ドラ・マールの家から」を開催し、海水を使った作品を展示されました。こちらが作品(ごく一部)です。わけがわからない? 実物を見ると吸い寄せられるような作品に出会います。ここでは掲載を控えますが、ハルは芸術音痴にも関わらず、直に見た石仮面画像には強烈な印象が残っています。

↑坂田氏の作品を一部紹介します。

 

次は『松本明慶』氏について
松本明慶(まつもと みょうけい)は、1945年、京都市に生まれた現代日本の仏師です。慶派の流れを汲み、「平成の名仏師」「百年に一度の天才」と称されています。京都仏像彫刻展で京都市長賞や京都府知事賞を受賞するなど、非常に高い評価を得ています
1988年には、フランス・パリのギメ東洋美術館に収蔵されている仏像100体の修復を手掛けました。1991年には「大仏師」の称号を受けています。2005年6月、京都市上京区(御所西隣)に「松本明慶佛像彫刻美術館」を開館し、自身の作品約180体を展示しています。 代表作には、滋賀県近江八幡市の観音正寺に安置された千手観音像や、広島県廿日市市の大願寺の不動明王像などがあります。また、和歌山市の紀三井寺には、総高12メートルの千手観音像を制作しています。

 

今回は御所近くの美術館ではなく、京都西京区大原にある工房をお訪ねしました。『松本明慶』氏はすでに高齢のため、二代目の松本明観さんが実質お弟子さんたちへ指導し仏像製作を取り仕切っています。なんとお弟子さんたちは40名以上! 最大の相撲部屋でもそんな人数はいません。

 

全国の美術館や百貨店で展示が開催されます。もし仏像展が開催されれば、おそらく『松本明慶』ゆかりの展示会と思います。過去何度もテレビで取り上げられました。※『情熱大陸』など。


所狭しと数々の作品が並んでいます。

 

一本の木から像が作られます。接着剤などは一切使いません。

 

傘に乗っているカエルやテントウムシなども一本の木から。

接着剤で付けたものではありません。

 

この日は芸術に触れ、非常に中身のある一日を過ごすことができました。坂田さん、明観さん、ありがとうございました。

ここで夏目漱石の『草枕』より引用

 人の世を作ったものは神でもなければ鬼でもない。やはり向う三軒両隣りょうどなりにちらちらするただの人である。ただの人が作った人の世が住みにくいからとて、越す国はあるまい。あれば人でなしの国へ行くばかりだ。人でなしの国は人の世よりもなお住みにくかろう。
 越す事のならぬ世が住みにくければ、住みにくい所をどれほどか、くつろげて、束の間の命を、束の間でも住みよくせねばならぬ。ここに詩人という天職が出来て、ここに画家という使命が降る。あらゆる芸術の士は人の世をのどかにし、人の心を豊かにするが故に尊っとい。


本当に素晴らしい一日でした。

坂田英三さんのブログ『パリ発 ARTギリCLEARED』https://eizoecrit.blogspot.com/

松本明慶・仏像彫刻美術館のページ https://m-myoukei.com/

 

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