日本人と皆様を含めて申し訳ありません。しかし日本人が英語下手なのはよく言われる話ですね。あれだけ西洋映画や音楽が好きにも関わらず。なんでかな。
ちなみにハルも子供の頃から洋物好きです。映画も音楽も。子供の頃「スパイ大作戦」「宇宙大作戦(スタートレック)」「ナポレオンソロ」「奥様は魔女」とか、それこそ今でもテーマ音楽と日本語イントロダクションを覚えているぐらいです。
にもかかわらず、英語下手です。それなりに会話はできますが、いまだにLとRの区別がつかないし、映画も字幕なしでは理解度数パーセントになってしまいます。
簡単にその理由を書きますね。
戦後、テレビが普及しだした頃、テレビ局は松竹や東宝から映画を購入してそれを放送していたそうです。ところがテレビが普及するにつれ、映画館に足を運ぶ人が減ることに危機を感じた映画会社各社が『五社協定』なるものを結び、映画をテレビ局に売らないことにしました。
困ったテレビ局はアメリカのテレビシリーズに目を付けました。そして最初はこのテレビシリーズに字幕をつけて放送しようとしましたが、そうすれば、お年寄りや子供たちが理解しにくい。だったら吹替にしようと新劇の俳優たちに声をかけ、素晴らしいシリーズが続々登場したという話です。
こうして我々日本人は吹替ばかりを聞かされることになり、本来の生英語を聴く機会がめっきり減ってしまいました。
だから我々は素晴らしい吹替作品を手に入れた代わりに、生英語を覚える機会を失ったと言えないこともない。
どちらがいいとは言えません。字幕だけだったら、宇宙大作戦「宇宙、それは人類に残された最後の開拓地…」刑事コロンボ「うちのカミさんがね」に嵌っていなかったかもしれません。
ハルは英語下手ですが、子供の頃、数多くの吹替作品に出合えて良かったと感謝しています。いまだに昔のテレビシリーズをネトフリやアマゾンプライムで楽しみに見ていますからね。
この懐かしい番組(↓)をユーチューブで見たところ、その理由がわかりました。最初の30分ぐらい見てください。
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