アパートだからと言って安心してはいけない インドネシア今昔物語 | インドネシア ジェイピープル 編集長ハル

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会社が家賃を負担してくれる駐在員の方なら問題ないかもしれないが、基本一軒家は借りない方がいい。それでも一軒家を借りたいと思えば、コンプレックス(ミドルクラス以上が住む住宅街)内に限定した方がいい。またコンプレックスといえども、端っこのほうではなく、できれば真ん中あたりの、不審者が近寄りがたい家を選ぶようにすべきだ。

さて本題。だったらアパートがまるっきし安全かと言えば、そうともいえないような怖い話を聞いたことがある。

その人は奥さんと乳幼児の三人家族だ。早朝から夜遅くまで働く日本人駐在員。その日もいつもと同じように仕事にでかけた。家には奥さんと赤ちゃんのみ。事件はご主人がいない昼頃に起こる。

奥さんが子供とうたた寝をしている最中、いきなり鍵を開ける音がしてドアが開いた。

てっきりご主人が帰ってきたと勘違いした奥さん、そのまま玄関に向かうと

カメラを持った女性がそこに立っていた。そのアパートの所有者夫人である。

「このアパートを売りたいので写真を撮りたかった」

いくら所有者とはいえ、入居者がいる状態で呼び鈴を押さず合い鍵で勝手に入ってくるだろうか。

それを知った友人は「警察を呼べ!」とアパート管理事務所や所有者に怒鳴ったという。所有者が「それだけは勘弁してください」と哀願するので、アパート管理事務所立会いのもと、鍵を変えるということでしぶしぶ了承したという。

ちなみにこんな一件は、インドネシアでも珍しいケースだが、まさかアパートの部屋に合鍵を使った侵入者が現れるとは誰も予想していまい。


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