およそ25年前に独裁色の強いスハルト政権が倒れてから、政治腐敗や汚職のない民主主義に変わっていくと多くの庶民が期待していたインドネシア。
ところが最近は雲行きが怪しくなってきた。コロナ禍でそれは顕著になって、凶悪犯罪が増加し、借金苦を理由に自殺するインドネシア人は増加の一方。
「むかしは貧乏だったけど、いまほど酷くなかった」在日9年のインドネシア人(ハル女房)談
「貧乏で困ってはいたけど、なんとか助け合いながら暮らしていた」とも言う。
昨年秋ぐらいまで、ジョコウィ大統領の支持率は70%を超えていた。人の好いインドネシア人にジョコウィが人気のあるのはわかる。
しかし、ここへ来て、ジョコウィが自分の息子や家族を大臣や高官に就任させていることに「不公平ではないか!」と庶民は怒り心頭、全インドネシアの大学生が反政府デモを展開している。
貧困者・失業者が続出し「こんなインドネシアになるとは思わなかった」と多くの国民が嘆いている。学生が暴れたくなる理由もわかる。
下記ニュースは「公式な選挙結果発表に備えて暴徒の侵入を防ぐための防御壁が作られ、備える警察」
----------------------------------------------------------
インドネシアに興味のある人はこちら(↓)
私(JPハル)が編集しています。インドネシアニュースやインドネシア在留邦人のブログを紹介しています。
----------------------------------------------------------