アメリカツアーは2試合を終えましたが次の試合は2月20日からですので、1週間の空白があります。アメリカツアーはアジアシリーズに入り、3月に入ると国内ツアーも開幕します。

 

国内ツアー組の選手も開幕に向けての調整も終盤に来ていると思います。

今後暫くの間は国内ツアー組の有力選手数人にスポットを当てたいと思います。

 

第1弾は小祝さんです。

 

小祝さんは2017年にプロデビューし、2018年からレギュラーツアーで活躍してきました。

 メルセデスランク  平均ストローク

18年   8位    71.5191(19位)

19年   6位    71.1037(10位)

20~21年 3位    70.7573(3位)

22年   7位    70.9327(9位)

23年   4位    70.5468(6位)

24年   4位    70.0713(4位)

 

小祝さんといえば試合を休まないタフな選手という評価があります。それだけではなくデビュー以来ずっとメルセデスランク1桁順位をキープする安定した選手です。

平均ストロークも直近3年間は71を切っています。間違いなく国内ツアーを代表する選手ですし、人気も高い選手です。

2019年以降は毎シーズン優勝し、通算11勝しています。2021年に4勝しましたが、この年は稲見さんが絶好調でしたので小祝さんは女王を獲れませんでした。

昨シーズンも2勝してトップテンにも出場試合の半数にあたる17回入りましたがメルセデスランクは4位に終わりました。

ただ、今シーズンは1位から3位の選手が不在なので女王候補筆頭となります。

 

小祝さんの実力は折り紙付きですが、勝ち味に遅く優勝回数が実力の割に少ないことで年間女王を逃してきました。

2024年シーズンと2023年シーズンのスタッツ比較です。

フェアウェーキープ率 54位←62位

ドライビングディスタンス 8位←15位

パーオン率 10位←6位

平均パット数 7位←16位

総パット数 18位←34位

パーセーブ率 6位←5位

平均バーディ数 4位←10位

リカバリー率 15位←15位

 

パーオン率が数字と順位ともに下がっていますが73%台をキープしていますし、パットの指標は上がっていますので総合的には大きな変化は無かったという感じです。

 

フェアウェーキープ率が低いですが飛距離がありトータルドライビング10位ですからティーショットに問題があるわけではなく、ショットの精度も高く、ショートゲームも悪い数字ではありません。

 

小祝さんは女王獲得に向けて技術的に何かが壁になっているということはありませんし、メンタルが弱いとも思いません。優勝争いにおけるポカが時々見られることと、勝負所でのパットを外してしまうことがありますが、それだけ多く優勝争いしています。

 

小祝さんの年間女王獲得に向けての鍵は小祝さんの技術というよりも相手関係が占める割合が大きいと思います。

上位選手が不在となったことは小祝さんにとって大チャンスだと思いますが、小祝さんも27歳を迎えます。女子ゴルファーとしては中堅クラスに入り若手選手の追い上げを受ける立場ですから年間女王も簡単ではないかも知れません。

 

女子プロゴルファー23歳最盛期説からすると今シーズンのチャンスを逃すと少しずつ厳しくなってくると思います。ガツガツと勝ちに行って欲しいですね。

アメリカ女子ツアー第2戦、ファウンダーズカップが終了しました。

18アンダーでスタートしたイエリミーノーさんが21アンダーまでスコアを伸ばして優勝しました。コジンヨンさんは17アンダーのままスコアを伸ばせずに2位でした。

 

日本人選手の成績です。

4位 -13 山下さん 68-67-67-69

7位 -12 勝さん 67-65-70-70

11位 -10 畑岡さん 69-66-72-67

13位 -9 古江さん 68-69-68-70

23位 -7 吉田さん 73-68-69-67

28位 -5 西郷さん 71-68-68-72

45位 -2 竹田さん 69-68-72-73

59位 +2 笹生さん 72-70-71-73

67位 +5 渋野さん 75-67-73-74

 

日本人選手は12人出場し、9人が決勝ラウンドに進み、2人がトップテン入りという結果でした。トップ20には4人入りましたのでまずまずでしょうか・・・。

 

山下さんが4日間連続の60台で通算13アンダーの4位になりました。アメリカツアー本格参戦1試合目、シーズン初戦でもありましたが自分のゴルフができたと思います。優勝スコアが20アンダーを超えるバーディ合戦としてはバーディ数が足りませんでしたが、慣れないグリーンでしたのである程度は仕方がないと思います。リシャッフルに向けてしっかりポイントを稼ぐことができましたし、今回の結果は自信になったと思います。

 

勝さんは決勝ラウンドでスコアを伸ばすことができませんでしたが、シーズン初戦としては手応えを感じる結果となりました。試合前から調子の良さを自覚していたようですが、それを結果に結び付けることができました。

 

畑岡さんも3日目が少し残念でしたが最終日はしっかりスコアを伸ばしてきました。惜しくもトップテン入りは逃しましたが順調にシーズンスタートを切りました。1試合の成績で一喜一憂するレベルの選手ではないですし、今シーズンは前半で1勝したいですね。

 

古江さんはまだ本調子ではないと思いますが、それでもトップテンに迫る成績で試合を終えました。畑岡さんと同様に1試合の成績というよりもシーズン通してどれだけ活躍できるか・・・という選手です。目標とするアメリカ本土での優勝を見たいですね。

 

吉田さんは初日が勿体なかったですが、2日目以降は良いラウンドが続きました。昨シーズンは序盤から苦労して出場できる試合が限定されて苦しみました。リシャッフル対象選手はポイントが重要ですので今大会はまずまずの結果だと思います。

 

西郷さんは最終日スコアを落としてしまい30位以内に何とか留まりました。少し不本意な成績だと思いますが、安定したゴルフが昨シーズンから続いていますので、どこかの試合で優勝して欲しいですね。

 

竹田さんは決勝ラウンドでスコアを伸ばせませんでした。国内ツアーとの違いを少し感じたのではないでしょうか。

 

笹生さんは先週の最終日を引き摺ってはいないと思いますが、今大会は不発のまま終わりました。

 

渋野さんはセカンドラウンドでパットが入り決勝ラウンドに進みましたが、決勝ラウンドでは苦しみました。4日間でボギー13個では上位には入れないですね。決勝ラウンドに進んだものの最下位に終わりました。

アメリカ女子ツアー第2戦、ファウンダーズカップのサードラウンドが終了しました。

18アンダーと17アンダーに1人ずつ、3位タイが13アンダーということで、上位2人が少し抜け出した形です。優勝スコアは20アンダーを超える勢いなので優勝圏内は12アンダー以上でしょうか。

 

日本人選手の成績です。

7位 -11 勝さん 67-65-70

7位 -11 山下さん 68-67-67

10位 -8 古江さん 68-69-68

20位 -6 西郷さん 71-68-68

20位 -6 畑岡さん 69-66-72

31位 -4 竹田さん 69-68-72

37位 -3 吉田さん 73-68-69

54位 E 笹生さん 72-70-71

63位 +2 渋野さん 75-67-73

 

勝さんはもう少し伸ばしたかったですね。ツアー初優勝に向けては決勝ラウンドの戦い方が鍵になります。

山下さんが3日連続60台のプレーで2桁アンダーに伸ばしてきました。

優勝圏内と言うには少し厳しいですが、トップ5を狙える位置です。シーズン初戦で大きなポイントを稼ぐことで今後のスケジュールにも余裕が生まれます。

 

古江さんは完調ではないと思いますが、しっかりトップテン入り可能な位置に上げてきました。山下さん同様に3日間連続60台と安定しています。ショットの精度とショートゲームがアメリカツアーで活躍するためには重要ですね。

 

トップテンは12アンダー以上が必要になると思いますので、西郷さんと畑岡さんにもトップテン入りのチャンスは残っています。畑岡さんは2個のダボが痛かったですね。

 

渋野さんはパットが入りだすと気持ちも乗っていきますが、パットが入らないと厳しいですね。