国内ツアー選手第8弾は稲見さんです。

 

稲見さんは2018年プロテストに合格しました。2019年からレギュラーツアーに出場し、センチュリー21で初優勝しました。このシーズンは1勝のみでしたが、パーオン率は1位でした。

2020年はコロナの影響で前半戦が中止になりましたが11試合に出場して1勝しました。

稲見さんが最も活躍したのが2021年で、8勝して東京五輪では銀メダルも獲得しました。

2022年はまずまずの成績でしたが、2023年は前半戦で体調不良により予選落ちが続くなど苦戦しました。しかし、終盤のTOTOジャパンクラシックで優勝し、アメリカツアーに参戦する権利を得ました。

2024年のアメリカツアーでは体調不良やスイング変更による不振がありシードを獲得できませんでした。出場試合数も少なかったですね。後半、国内ツアーで5試合だけ出場しましたが、予選落ち3試合、決勝ラウンドに進んだ試合も40位タイと50位タイでした。

複数年シードを使用して今シーズンから国内ツアーを主戦場とします。

 

 メルセデスランク  平均ストローク

19年   18位    70.9805(7位)

20~21年   2位    70.0514(1位)

22年    3位    70.3327(2位)

23年   16位    70.7932(13位)

 

2021年が稲見さんのベストシーズンですね。メルセデスランクは2位ですが賞金ランクは1位でしたし、主要スタッツの殆どが1位でした。

2022年はパーオン率が2位でしたがパットが入らなかった印象があります。

2023年はジャパンクラシックで優勝したものの、パーオン率9位で不振の始まりを感じました。

今シーズンは国内ツアーで心機一転というところでしょうが、体調次第ですね。腰痛からスイングを崩してしまったのをオフシーズンにどこまで戻すことができたのかによるでしょうが、序盤戦は厳しいかも知れません。

 

稲見さんは勝負強さを持った選手だと思います。2021年当時のスイングを取り戻すことができれば小祝さんの最大の敵になるでしょう。ただ、昨シーズン終盤の国内ツアーを見る限り簡単ではないと思います。

アメリカ女子ツアー、ホンダLPGAタイランドが終了しました。

スコアの伸ばし合いとなり、通算28アンダーでエンゼルインさんが優勝しました。

岩井明愛さんは通算27アンダーで、1打差の2位でした。会心のゴルフでしたが優勝には一歩届かず、千載一遇のチャンスを逃してしまいました。これだけのゴルフはそう何度も無いでしょうから残念ですね。

 

日本人選手9人の成績です。

2位 -27 岩井明さん 62-67-71-61

9位 -15 竹田さん 69-70-67-67

17位 -12 笹生さん 69-70-70-67

20位 -11 古江さん 69-72-67-69

24位 -10 岩井千さん 72-65-75-66

30位 -7 佐藤さん 70-71-70-70

33位 -6 西郷さん 68-71-75-68

50位 -2 優菜ちゃん 73-72-75-66

54位 -1 渋野さん 75-67-74-71

 

日本人選手は岩井明愛さんと竹田さんの2人がトップテン入りしました。飛距離優位のコースで飛ばし屋の2人が上位に入りました。

 

そんな中、古江さんが通算11アンダーで20位タイでした。

古江さんは4日間でフェアウェーキープ50/56、パーオン52/72、112パットでした。

4日間で1イーグル16バーディ7ボギーという内容でした。

フェアウェーキープ率は90%近く、パーオン率は72.2%でした。3日目は20mの超ロングパットを入れてイーグルを獲りましたが、優勝争いからは離されてしまいました。飛距離優位のコースということと、古江さん自身がまだ絶好調と言える状態でないと思いますが、その状況で20位というのはまずまずだったと思います。シーズンは長いですからね。

 

西郷さんは4日間でフェアウェーキープ39/56、パーオン52/72、115パットでした。

4日間で15バーディ10ボギーでした。無難なゴルフでしたが、3日目が痛かったですね。不本意な成績だと思いますが、まずまずのゴルフだったと思います。

 

優菜ちゃんは4日間でフェアウェーキープ42/56、パーオン40/72、101パットでした。

4日間で17バーディ11ボギー2ダボでした。

フェアウェーキープ率は75%でしたのであと一歩という感じですが、パーオン率が55.55%でした。ショットの修正を模索している段階だと思いますが、2日目のダボ2個や3日目の5ボギーなど、まだ修正途中だと感じさせられました。ただ、4日間でバーディを17個獲っているようにパットの調子は良いと思いますし、最終日に7バーディ1ボギーと良い内容で試合を終えることができました。来週の試合は出場できるかどうかわかりませんが、中国での試合でショットの状態を確かめて、焦らず少しずつ調子を上げていけば良いと思います。

アメリカ女子ツアー、ホンダLPGAタイランド2日目が終了しました。

トップは15アンダーの岩井明愛さん、2桁アンダーは4人となっています。岩井姉妹はお姉さんが初日に大爆発、2日目は妹さんが爆発して共に上位に付けています。

このコースは以前とは異なり飛距離優位となっています。日本人選手の成績も飛距離に比例しています。

 

日本人選手9人の成績です。

1位 -15 岩井明さん 62-67

8位 -7 岩井千さん 72-65

15位 -5 竹田さん 69-70

15位 -5 笹生さん 69-70

15位 -5 西郷さん 68-71

31位 -3 佐藤さん 70-71

31位 -3 古江さん 69-72

38位 -2 渋野さん 75-67

51位 +1 優菜ちゃん 73-72

 

以前にも書いたように、今シーズンのアメリカツアーは日本人選手が多く参戦していますので、日本人選手全員ではなく特定の選手に的を絞ってコメントしていきます。渋野さんはマスコミが沢山記事にしてくれますので、そちらをご覧ください。

 

竹田さんは2日間のパーオンが32/36ですのでショットは良いですが、パット数が63と多い目です。ショットが良いので7バーディ2ボギーとボギーを最小限に抑えることができていますので、パットが入ってくれば順位を上げることができると思います。

 

西郷さんは2日間のフェアウェーキープ18/28、パーオン26/36、55パットです。ショットはまずまずですがパットは良いと思います。8バーディ3ボギーですのでまずまずですかね。

 

佐藤心結さんはアメリカツアーにスポット参戦です。2日間のフェアウェーキープ22/28、パーオン24/36、57パットという内容です。2日間で10バーディ4ボギー1ダボと出入りの激しいゴルフとなっています。

 

古江さんは2日間のフェアウェーキープ23/28、パーオン23/36、57パットです。5バーディ2ボギーですからバーディ不足ですね。パーオン率が少し低いので仕方がないところでしょう。最終的に2桁アンダーまで伸ばせば十分だと思います。

 

優菜ちゃんは2日間のフェアウェーキープ22/28、パーオン18/36、51パットです。初日は3バーディ4ボギー、2日目は5バーディ1ボギー2ダボという内容です。パーオン数に対してバーディは獲れているのでパットは良いと思いますが、パーオン率が低いのが気になります。ダボ2個もショットが悪くピンチを迎えてしまったのでしょう。ショットの修正に取り組んでいるところですが、まだ試合で上手くいかない様子です。迷いを吹っ切るようなスコアが欲しいのですが、少し時間が掛かるかも知れません。ショットが戻らないことで焦りがあるかも知れませんが、シードを持っているので焦らずしっかり調整して欲しいですね。