アメリカツアーのメジャー最終戦、全英女子オープンが終了しました。

山下さんがやってくれました。アメリカツアー参戦1年目でツアー初優勝がメジャー優勝でした。今シーズンの日本人選手は4人目、4勝目となります。シェブロン選手権の西郷さんに続いて、日本人選手の今シーズンメジャー2勝目です。

アメリカツアーで日本人選手複数人による複数回優勝、メジャー複数回優勝を今シーズン開幕前に期待していましたが達成しました。今後はシーズンタイトルが目標になります。

 

決勝ラウンドに進んだ日本人選手9人の成績です。

優勝 -11 山下さん 68-65-74-70

2位 -9 勝さん 71-74-65-69

4位 -7 竹田さん 67-69-74-71

11位 -3 西郷さん 69-76-68-72

33位 +1 古江さん 70-75-70-75

33位 +1 畑岡さん 74-68-73-75

40位 +5 岩井明愛さん 73-72-75-73

58位 +9 岩井千怜さん 69-76-69-83

58位 +9 吉田さん 73-72-73-79

 

最終日が始まった時は雨も降っており、かなり厳しいコースコンディションになると思っていましたが、その後天候が回復して全英としては穏やかなコンディションになりました。そのため、下位選手がスコアを落として行くのに対して、上位選手の多くはスコアを落とすような展開になりませんでした。

上位争いをしていた日本人選手にとっては天候も味方してくれたと思います。優勝する時は運も必要です。

 

山下さんはスタート直後にキムアリムさんに並ばれましたが、4番のバーディで落ち着きましたね。12アンダーにスコアを伸ばして前半を終え、その後はバーディが来ないものの追い上げる選手も少なく、一時はチャーリーハルさんが11アンダーまで伸ばして1打差に迫られましたが、チャーリーハルさんが16番17番を連続ボギーとしました。結局、山下さんが17番でボギーとしたものの安全なゴルフを続けて優勝しました。

山下さんは今大会、平均飛距離217ヤードと飛距離に頼らないもののフェアウェーをキープし、パーオン率も78%近い数字を残していました。無理をしないゴルフでショートゲームでスコアを稼ぐというゴルフがコースにマッチしたと思います。

タイプとしては古江さんと同じですが、山下さんは好調な状態で今大会を迎えることができました。

小さい選手、飛距離が無い選手はアメリカツアーでは無理だと言う人もいますが、そんなことはありません。飛距離優位の試合も数多くありますが、そうではない試合に照準を合わせて結果を残していくことは十分可能です。結局は自信を持ってショット・パットを打てるのかどうか・・・が重要で、調子次第だということです。

 

優菜ちゃんも調子を取り戻すことができればアメリカツアーでも優勝できる筈です。その思いを強くしました。

 

勝さんは2番でボギー先行しましたが、その後はバーディ4個で山下さんに2打差まで迫りました。2位タイで惜しかったという気持ちとリンクスでも対応できるという自信を得たと思います。

 

竹田さんはリンクス向きではないと書いてきましたが、このスコアは十分満足できるものだと思います。パット次第のゴルフが続きますが、今シーズン中にあと1勝したいですね。

 

西郷さんはパーオン率では山下さんと同じでしたが、パット数が8打多かったのがスコアに直結しました。セカンドラウンドで35パット、76を叩いたのが残念でした。ショットは安定していますので、今後もパット次第でしょう。

アメリカツアーのメジャー最終戦、全英女子オープンサードラウンドが終了しました。

 

決勝ラウンドに進んだ日本人選手9人の成績です。

1位 -9 山下さん 68-65-74

4位 -6 竹田さん 67-69-74

4位 -6 勝さん 71-74-65

11位 -3 西郷さん 69-76-68

18位 -2 岩井千怜さん 69-76-69

25位 -1 古江さん 70-75-70

25位 -1 畑岡さん 74-68-73

49位 +2 吉田さん 73-72-73

59位 +4 岩井明愛さん 73-72-75

 

山下さんと竹田さんが最終組でラウンドしましたが、ともに74とスコアを崩してしまいました。山下さんは貯金を活かして首位をキープしていますが、2位と1打差に迫られました。竹田さんは山下さんとの3打差は変わらないものの混戦の中に飲み込まれました。

また、3日目に65と大きくスコアを伸ばした勝さんも6アンダーとして竹田さんと並び4位タイです。

 

トップと5打差以内に10人で最終日を迎えますが、最終日の天候は大荒れの嵐になるという予報が出ているようです。

大荒れの天候は日本人選手にとって厳しいというのが今までの常識でしたが、常識を破ることができるでしょうか・・・。

天候の急変が多い中でワンウェースタートですから、早い時間帯にスタートした選手がスコアを伸ばす反面、上位選手がスコアを落として行く展開も考えられます。

 

スコアの良い日と悪い日が交互に来ている選手が多いです。3日間続けて60台という選手がいません。上位10人のうちサードラウンドで60台だった選手は勝さんを含めて7人です。この選手たちが最終日もスコアを伸ばせるのかどうか・・・。この7人がネギック理論の壁にぶつかれば、サードラウンドでスコアを落とした山下さんと竹田さんの優勝チャンスが広がります。ただ、繰り返しますが天候次第です。

 

我慢合戦になり上位選手がスコアを落として行く展開になると何が起きるかわかりません。

1アンダーまでは僅かにチャンスは残されていると思います。サードラウンドでスコアを落とした畑岡さんの逆襲にも期待します。

アメリカツアーのメジャー最終戦、全英女子オープン予選ラウンドが終了しました。

 

予選終了時の日本人選手17人の成績です。

1位 -11 山下さん 68-65

2位 -8 竹田さん 67-69

10位 -2 畑岡さん 74-68

35位 +1 岩井明愛さん 73-72

35位 +1 吉田さん 73-72

35位 +1 勝さん 71-74

35位 +1 古江さん 70-75

35位 +1 西郷さん 69-76

35位 +1 岩井千怜さん 69-76

以下、予選落ち

72位 +3 渋野さん 75-72

84位 +4 高橋さん 77-71

84位 +4 岡山さん 67-81

93位 +5 神谷そらさん 71-78

102位 +6 佐久間さん 76-74

102位 +6 桑木さん 69-81

106位 +7 馬場さん 73-78

141位 +13 笹生さん 75-82

 

日本人選手は9人が決勝ラウンドに進み、8人が予選落ちでした。

国内ツアー組は5人出場して5人ともに予選落ち、申ジエさんも3オーバーで予選落ちしています。調子が悪い人、リンクスが合わない人、実力的に厳しかった人など色々でしょうが残念でした。

 

山下さんが大きくスコアを伸ばして2位の竹田さんに3打差、3位の選手に7打差を付けて折り返しました。山下さんは大会前から古江さんと並んでリンクス向きの選手だと書きましたが、山下さんと古江さんの差は調子の差でしょうね。優勝に向けて絶好の位置ですが、リンクスの怖さは岡山さんと桑木さんのスコアを見ればわかります。

山下さんと竹田さんが3日目最終日でプレーします。2日目はともに午前の早い時間帯のスタートでしたが、3日目は強風が予想される午後2時台のスタートです。今日に限って午後から風が弱くなれば、勝ち運を持っているということでしょう。

 

畑岡さんがトップと9打差で10位タイです。リンクスはスコアの差が大きくなります。畑岡さんはリンクス向きでないと書きましたが、何度も出場する中で少しずつ対応力を挙げているのでしょう。数字的にはまだ逆転優勝の可能性が残っていると思いますが・・・。

 

1オーバーで予選通過した日本人選手が6人います。この中ではスタート時間で少し不利だった吉田さんが頑張っています。難易度が上がると強い選手なので、他の選手が苦労するような状況になるとトップテン入りも見えてきます。