アメリカツアーは開幕戦を終えて次の試合は2月19日から始まるホンダLPGAタイランドです。その後、シンガポールと中国での試合があります。春のアジアシリーズ3連戦ですね。

その前にサウジアラビアでの試合が2月11日から始まりますが、こちらは欧州ツアーです。

 

ホンダタイランドでは勝さん、馬場さん、吉田優利さんの3人がシーズン初戦を迎えます。

原英莉花さんと櫻井さんが中国のブルーベイでシーズン初戦を迎えますが、優菜ちゃんと渋野さんのシーズン初戦はアメリカ本土になる予定です。

 

アメリカツアー組8人の昨シーズン総括については既に終わっていますので、今回は勝さん、馬場さん、吉田優利さんの3人を取り上げたいと思います。

 

2025年の勝さんはCMEポイントランク18位でした。2023年が74位、2024年が78位でしたので、3シーズン目にしてアメリカツアーでのベスト成績を残したことになります。

平均ストロークも過去2シーズンと比較して1打前後改善して70.55の27位でした。

勝さんは飛距離とパットで勝負する選手だと思います。

2023年以降の飛距離は35位、56位、74位と推移していますが、フェアウェーキープ率は67.22%、63.99%、68.23%となっています。2025年のフェアウェーキープ率は上がっていますが、それでも103位です(汗)。

同じくパーオン率も67.57%の106位で、大きく伸ばしたわけではありません。

平均パット数は1.72で2位、総パット数は28.63で2位でした。パットに関しては2023年のツアー参戦以降ずっと上位でしたが、3年の中では最もパットが良かったと思います。ただ、スタッツが劇的に改善したわけではなく、ランクが一気に上がった理由は数字ではわかりづらいです。

2025年も中盤戦で3回予選落ちするなど過去2年とあまり変化がありませんでしたが、全英女子オープンで2位タイになり一気にポイントを加算してからは成績が安定しました。ウォルマートで初日63を叩き出して1位スタートしましたが試合中止となりツアー初優勝を逃しましたが、続く2試合で3位、2位と好調キープしました。この数試合での成績が大きかったですね。今シーズンもパット面の心配はないでしょうからショットの精度次第だと思います。昨シーズン後半戦のようなゴルフがシーズン序盤からできるかどうかがポイントでしょう。

 

馬場さんはCMEポイントランク65位で、ツアー参戦1年目でシードを確保しました。2024年は下部ツアーで頑張っていましたが、まだ20歳以下の伸び盛りですし、厳しい戦いを経験したことが結果に繋がったのだと思います。飛距離は44位でしたがフェアウェーキープ率は63.18%の142位、パーオン率は66.33%の117位でしたのでショットの安定感はまだまだです。平均パット数1.77の26位、総パット数29.06の10位ですからパットが良かったと言えます。トップテンには4回入りましたが、10試合で予選落ちしており、成績にもムラがあります。まだ成長途上の選手なので初優勝を焦らないでシードを確保して欲しいと思います。馬場さんは今シーズンよりも2年後かな・・・と思っています。2028年のオリンピックの最有力候補になっているかも知れません。

 

吉田優利さんはCMEポイント73位でした。ツアー参戦初年度はランク102位でしたが試合数も少なかったことが影響しました。

飛距離は124位でしたがフェアウェーキープ率が77.57%で22位でした。距離が出ないためパーオン率は68.65%で88位に留まりましたが、平均パット数1.78の44位、総パット数29.57の45位とまずまずの数字でした。スタッツの傾向は2024年と同じですが、ショートゲームでツアー慣れしたことが良かったと思います。25試合に出場してトップテンは1回のみで予選落ちは5回でした。20位台から30位台の成績が多く、優勝のチャンスは殆どありませんでした。国内ツアーでもバーディ合戦よりも難易度の高い試合のほうが向いている選手で、2桁アンダーフィニッシュしたのは僅か3試合でした。アメリカツアーで優勝するにはバーディ合戦に対応する必要があり、今シーズンの課題になるでしょうね。