2026年アメリカツアー開幕戦、ヒルトングランドバケーションズは3日目が強風のためサスペンデッドとなり、最終日は残りホールを消化した後にファイナルラウンドをおこなう予定でした。
しかし、ファイナルラウンドが寒波の影響で中止となり、結局54ホールでの短縮試合となりました。グリーンが凍るなど普通は暖かい筈のフロリダにも関わらず寒波で短縮試合になるなど想定していなかったでしょう。
サードラウンドで各選手が風でスコアを落とした中、64のビッグスコアを叩き出して通算13アンダーとしていたネリーコルダさんが優勝しました。
72ホール実施されていれば逆転があったかも知れませんが、ネリーコルダさんには運もありました。
日本人選手の最終成績です。
5位 -5 山下さん 74-69-68
9位 -3 畑岡さん 66-71-76
9位 -3 古江さん 74-66-73
15位 -2 岩井明愛さん 69-71-74
27位 +2 岩井千怜さん 75-68-75
30位 +5 竹田さん 74-70-77
34位 +9 西郷さん 72-73-80
37位 +14 笹生さん 79-78-73
山下さんがセカンドラウンドに続いてサードラウンドも60台でラウンドし、5位タイに入りました。サードラウンドではパーオン14回、28パットで4バーディノーボギーという素晴らしいスコアでした。強風の中の好スコアで開幕戦トップ5入りしたことで今シーズンに向けて手応えを感じたのではないでしょうか。特に、54ホールプレーしてボギーが4個しかなかったことは自信になったと思います。
古江さんはセカンドラウンドで一気にスコアを伸ばしましたが、サードラウンドではパーオン14回だったものの33パットで2バーディ3ボギーでした。16番17番の連続ボギーが痛かったですね。
畑岡さんはパーオン14回、35パットで2バーディ4ボギー1ダボとしてスコアを落としてしまいました。途中8アンダーまでスコアを伸ばしていましたが、13番ホール以降で5打もスコアを落としました。持ち越していた17番でのダボが悔やまれます。
山下さん、古江さん、畑岡さんの3人がトップテン入りしました。日本人選手は昨シーズンに続いて上位を賑わしてくれるという期待を持たせてくれたシーズン初戦でした。
竹田さんは3日間のパット数が31、33、36でした。2024年にはパットが改善されて年間女王になりましたが、元々パットが課題の選手で、パットが今後もポイントになるでしょう。
心配なのは西郷さんですね。セカンドラウンドまでは悪いなりにも我慢していましたが、サードラウンドで80の大叩きをしてしまいました。特殊な条件での試合になったこともありますが、サードラウンドでのフェアウェーキープが6回、パーオン11回、35パットで、2バーディ7ボギー1トリプルボギーでした。
今シーズンも活躍が期待される日本人選手ですが、共通しているのは強風でのプレーが課題ということです。外国人選手と比較して小さい選手が多い中で岩井姉妹や竹田さんのような大型選手も加わっていますが、それでも風が強くて難易度が上がると厳しいと感じます。