主要スタッツの最後はリカバリー率です。リカバリー率はパーオンできなかったホールでバーディとかパーセーブする割合ですから、アプローチの精度とパーパットを決めるパット力が鍵になっています。また、パーオンできなくてもチップインバーディやパーセーブしやすい場所にボールを止めることも重要です。
2025年のリカバリー率1位は70.7566%の高橋さんでした。パーオン率、パーセーブ率と並んで主要スタッツ3冠です。しかしメルセデスランクは5位でシーズン1勝止まりでした。高橋さんはリカバリー率に関しては2023年までは20位以下でしたが2024年に3位、2025年1位とかなりレベルアップしています。アプローチの精度が上がったこともあるでしょうが、パーパットを決めるパット力はあるということだと思います。高橋さんの場合は短いパーパットを入れることには問題がなく、ミドルパット中心のバーディパットを入れることに課題があるのだと思います。
2位は70.2847%の河本さんでした。河本さんは2年連続でのリカバリー率2位でした。スタッツの傾向は高橋さんに近いですが、高橋さんよりもバーディ決定力が高いことでシーズン2勝できたのだと思います。
3位は鈴木愛さんでした。鈴木さんはアプローチの精度も高いですが、パーパットを決めるパット力の高さがリカバリー率の高さに繋がっています。
4位は佐久間さんでした。佐久間さんはリカバリー率を2024年よりも1.3%上げることに成功し、順位も19位から4位に上げました。アプローチよりもパットを入れる力が上がったのではないかと思います。
5位の金澤さんから10位の木村さんまで中堅選手の名前が目立ちます。アプローチの精度が高い選手ですね。
逆に、荒木さんが15位、菅さんが16位でしたが、アプローチは若手選手にとって成長の余地があるということでしょうか。
リカバリー率に関しては70%台が理想、65%以上なら合格点でしょう。