パーオン率1位の選手の変遷です。
2009 さくらさん 71.6971
2010 さくらさん 71.8954
2011 イチヒさん 72.2892
2012 アンさん 72.8571
2013 イチヒさん 73.1481
2014 テレサさん 74.0972
2015 イボミさん 74.5880
2016 イボミさん 74.4694
2017 イミニョンさん 73.6111
2018 申ジエさん 75.3358
2019 稲見さん 78.2079
2020~21 稲見さん 75.7688
2022 山下さん 75.1543
2023 岩井明愛さん 75.3363
2024 竹田さん 77.2515
パーオン率はショットの精度の高さを反映していますが、飛距離を活かして短いクラブを使用する機会の多いタイプとアイアンショット等の精度が高いタイプに分かれると思います。岩井明愛さんや竹田さんは前者で稲見さんと山下さんは後者ですね。
いずれにしてもここ数年はパーオン率75%以上が並んでいます。以前は70%以上あればパーオン率1位を狙えていました。試合の総距離は長くなっていますが、グリーンが止まりやすいと感じる試合も増えました。もちろん道具の進化や選手のレベルアップもありますのでパーオン率上昇の原因を1つに絞ることはできないでしょう。
2015年以降のパーオン率70%以上の選手数です。()は外国人選手
2015年 6人(4人)
2016年 10人(6人)
2017年 13人(7人)
2018年 22人(8人)
2019年 30人(10人)
2020~21年 25人(3人)
2022年 23人(4人)
2023年 24人(3人)
2024年 31人(4人)
以前はパーオン率70%以上が選手にとっての目標数値でしたが、今は73%以上になりましたね。それでも2024年は11人います。
パーオン率70%未満では全く勝負できないわけではなく、ショートゲーム巧者はパーオン率が低くてもある程度戦えています。その典型例は鈴木愛さんで、2024年のパーオン率は66%台でした。その鈴木さんも2017年から2019年までの3年間はパーオン率70%以上でした。鈴木さんのショットが一番良かった時期は23歳から25歳だったのです。
今の主力選手は20歳から25歳です。黄金世代は20代後半を迎えています。ショットで勝負できる時期は終わりつつあるのかも知れません。ショートゲームで勝負できるようになるのか、年齢に抗ってショットの精度をキープすることができるのか、今後数年間の女子ゴルフ界を見るうえでのポイントになると思います。