ソニー日本女子プロゴルフ選手権のサードラウンドが終了しました。

3日間のスコア分布です。

1R ベスト64、60台22人、アンダーパー70人、平均スコア71.9154

2R ベスト65、60台19人、アンダーパー60人、平均スコア71.7857

3R ベスト67、60台19人、アンダーパー35人、平均スコア71.3188

 

サードラウンドのベストスコアは67でしたが、予選通過した69人のうち約半数の35人がアンダーパーでした。ビッグスコアは出ないものの、大きくスコアを崩す選手もいませんでした。

ただ、予選ラウンドで5人の選手が棄権しています。棄権の理由はそれぞれかも知れませんが、沖縄までやって来て体調を崩して棄権というのはやるせないでしょうね。仮に蒸し暑さが原因だとすればこの時期に沖縄でメジャー大会を開催することが良いのかどうかを考えないといけません。

しかも台風の影響を最小限にすることも考えないといけません。幸い、今年は台風の影響を受けませんでしたが、この時期は試合が成立しないことだって考えられますし、選手が試合会場に来れないとか帰れないという可能性もありました。

沖縄でメジャー大会を開催してはいけないというのではなく、沖縄でメジャー大会を開催する場合は開催時期を例年とは違う時期にすることも検討材料になるでしょう。

沖縄の梅雨は本州よりも1か月ほど早く始まり早く終わりますので、本州の梅雨時期を選ぶのも一つですし、日本女子オープンと入れ替えるという方法もあります。

ただ国内ツアーはスポンサーだけでなくテレビ局の都合もありますので、試合日程を大きく変えるのが難しいのでしょうね。

 

竹田さんが16アンダーまでスコアを伸ばして2位に3打差の単独トップです。

3位には山下さんとトゥディベスト67を叩き出した藤田さんと阿部さんの3人が並んでいます。

優勝となると12アンダー以上の5人のうち誰か・・・でしょうが、藤田さんと阿部さんはネギック理論の壁もあるので竹田さん、岩井明愛さん、山下さんの3人のうち誰かが優勝する確率がかなり高いと思います。

佐久間さん、櫻井さん、吉田さん、古江さんなどか最終日のベストスコアを叩き出して優勝争いに迫ることもあるでしょうし、そういう試合展開を期待したいのですが優勝に限定すると難しいでしょう。

 

横峯さくらさんは1バーディノーボギーの71で通算2アンダー、43位タイで最終日を迎えます。ノーボギーは評価できますがバーディ数が2日連続1個ではバーディ合戦の試合で蚊帳の外状態です。

3日間のフェアウェーキープ数は古江さんや岩井明愛さんを上回る全体の17位タイにあたる30回、パーオン数は山下さんを上回る33位タイの39回です。しかしパット数が多くバーディが獲れないゴルフです。ショットの調子は上がってきたので予選通過できるようになってきたのですが、もう一段上のレベルで戦うためにはパットが課題です。

色々と言いたいことはありますが、トップ20を目指して最終日はビッグスコアを作って欲しいですね。