アメリカツアー、FMチャンピオンシップが終了しました。

1R ベスト68、60台9人、アンダーパー29人

2R ベスト62、60台26人、アンダーパー63人

3R ベスト64、60台17人、アンダーパー39人

4R ベスト63、60台36人、アンダーパー55人

 

初日が終了した時点では難易度が高いと思ったのですが、セカンドラウンドから様子が変わり、最終日は78人中55人がアンダーパー、プレーした選手のうち半数近くが60台というバーディ合戦になりました。下位に沈んでいた選手が最終日のベストスコア(タイ)の63を叩き出すようなことは国内ツアーではあまり記憶がありません。

セカンドラウンド終了時点でトップだったユヘランさんとサードラウンド終了時点でトップだったコジンヨンさんが15アンダーで並びプレーオフとなりました。結果、ユヘランさんが優勝しましたが、サードラウンドで78を叩いた選手が優勝するというのも異例ですね。

 

 

日本人選手の成績です。

19位 -6 西郷さん 76-67-71-68

30位 -4 畑岡さん 70-70-71-73

52位 E 勝さん 73-70-71-74

67位 +2 吉田さん 69-72-77-72

 

日本人選手4人のうち西郷さんを除く3人は最終日のバーディ合戦に付いていけませんでした。

 

西郷さんは最終日1イーグル4バーディ2ボギーでした。ショットは相変わらず安定しておりパーオン15回でしたが、優勝争いに加わるためにはパットが課題となっています。時々パットが入る試合がありますが、西郷さんは国内ツアーの時からパット巧者というほどではありません。国内ツアーではショットが良いので優勝できるのですが、アメリカツアーではパットも入らないと善戦で終わってしまいます。

 

畑岡さんの最終日は1バーディ2ボギーでした。2日続けて33パットですね。調子が上がってきたと思っていたのですが、まだ好調時のようなパットが戻っていないようです。そろそろ優勝しないといけない時期に差し掛かっていると思いますが嵌らないですね。

 

勝さんの最終日は3バーディ3ボギー1ダボでした。これだけのバーディ合戦でオーバーパーのゴルフでは順位も下がります。

 

吉田さんの最終日は6バーディ3ボギー1トリプルボギーでした。バーディ6個は良いのですが、2日続けてのトリプルボギーはいけません。同じホールですし・・・。初日好スタートだったのですが、スコアの伸ばし合いは吉田さん向きではないのかも知れません。ランクを上げることができませんでした。