アメリカツアーの今シーズンメジャー最終戦、AIG女子オープン(全英女子オープン)のサードラウンドが終了しました。

サードラウンドのベストスコアは66、60台が10人、アンダーパーが30人でした。スコアを伸ばす選手と落とす選手の差が大きいのがメジャー大会です。

そんな中、申ジエさんが67と好スコアで回り通算7アンダーでトップに立ちました。今シーズンの国内ツアーではあまり優勝争いに絡んで来なかった申ジエさんですが、リンクスへの対応力の高さを見せつけてきました。経験も豊富ですからね。ただ、このまま優勝できるかというとそんなに簡単ではないのがゴルフです。まだまだ混戦が続いていますので、アンダーパーの選手は優勝圏内ですね。

 

予選通過した日本人選手9人の成績です。

10位 -2 西郷さん

27位 +1 岩井明愛さん

34位 +2 河本さん

43位 +3 畑岡さん、佐久間さん

58位 +4 勝さん

70位 +5 古江さん、川﨑さん

79位 +7 大里さん

 

西郷さんは2バーディ3ボギーで1打落として通算2アンダーです。パーオン18回で38パットでした。優勝圏内ではありますが、もどかしいゴルフですね。ショットは好調ですので最終日はパット次第です。思い切り攻めて欲しいですね。

 

優勝争いに絡めば最も楽しみの大きい存在は古江さんだと思いますが、今大会での古江さんは乗り切れないですね。3日目もパーオン14回で33パットでした。古江さんらしくない数字が続いています。本人もストレスを感じているようですが最終日のチャージを見たいですね。

 

国内ツアー組では調子の良い岩井明愛さんと河本さんがトップテンを狙える位置に残っています。佐久間さんはパット数が多いですね。

大里さんは初日の貯金を使い果たしてしまいました。

 

 

 

国内ツアー、ニトリレディスは桑木さんが12アンダーで優勝しました。上位選手の中では唯一、今シーズン優勝を経験している選手です。トップテンには勝てそうで勝てない選手が揃っていましたので当然の結末なのでしょう。

2~3年後の国内ツアーはこういう試合が増えるわけですが、JLPGAは危機感があるのかどうか・・・。若手選手が次々と出てくるというのも過去の話になりつつありますからね。