アメリカツアー、カナダで開催されているCPKC女子オープンが終了しました。

3日目13アンダーのトップで最終日を迎えたユヘランさんが75とスコアを落とし、1打差の2位で最終日を迎えたコフリンさんが71で通算13アンダーとして優勝しました。

最終日は爆発的なスコアを叩き出す選手がおらず、3日目は何だったのか・・・というような試合になりました。

 

トップと5打差の8アンダーでスタートした西郷さんは69とスコアを伸ばしたものの1打届かず通算11アンダーで2位となりました。

優勝の可能性があっただけに残念という思いがある一方で、61を叩き出した翌日に69で回った西郷さんの大健闘は称賛されるべきだと思います。ネギック理論の壁を破ったと言っても良いと思います。アメリカツアーで優勝するにはネギック理論の壁を打ち破ることが必要となりますので、今後は西郷さんもアメリカツアーで優勝の可能性を持った有力選手になる資格を得たと思います。

ただ、3日目の61は正直言って出来すぎのゴルフで、あのようなラウンドは滅多にありません。今大会の敗因を探せば2日目のダボ2個とも言えますが、予選ラウンドで2日間ともオーバーパーだったことも反省材料でしょう。4日間安定して60台で回ることができれば優勝は近いでしょう。

 

日本人選手の最終成績です。

2位 -12 西郷さん 73-74-61-69

25位 -2 吉田さん 71-71-75-69

39位 +1 渋野さん 75-70-72-74

 

 

吉田さんも最終日69とスコアを伸ばし、通算2アンダーで25位タイとなりました。3日目の75が痛かったですね。トップ20を逃しましたが少しずつ全身しています。リシャッフルまで残されたのは1試合となりました。この1試合で上位に入ることが求められますが、調子は良いと思いますので今できること全てを出し切るしかありません。

 

渋野さんは爆発することなく、下位で試合を終えましたが、予選通過して最低限のゴルフはできていると思います。

彼女については外野が煩いですが、一喜一憂することなく長い目で見ていくことが必要でしょう。