ミネベアミツミレディス北海道新聞カップが終了しました。

 

昨日のブログで川﨑さんがスコアを伸ばせば川﨑さんの優勝、優勝スコアが15アンダー以上であれば最終組以外からの優勝は難しい、優勝スコアが13アンダー程度であれば8アンダーの選手にもチャンスあり・・・・と書きました。

結果、川﨑さんが最終日も4バーディ1ボギーの69とスコアを伸ばして18アンダーで優勝しました。

3打伸ばして14アンダーの櫻井さんが2位、2打伸ばして13アンダーの尾関さんが3位、8アンダー組の中では岩井千怜さんが12アンダーまで伸ばしたものの届かず4位という結果でした。

 

川﨑さんはデビューシーズンの日本女子プロ選手権で衝撃的な初優勝を飾り、シーズン2勝しました。そのシーズンオフのブログでは川崎さんに大いに期待するブログを書いたのですが、昨シーズンはあわやシード落ちか・・・という大スランプでした。今シーズンも予選落ちが多く、優勝は遠いような状況でしたが時々トップテンに顔を出すようになっていました。久しぶりの優勝争いでスコアを伸ばして優勝したのは勝負強さでしょうか。

 

櫻井さんは昨シーズン4勝を挙げて今シーズンMVP候補の大本命だと思っていたのですが、予選落ちが多く、これまでの最高順位が10位と不振続きでした。久しぶりに優勝争いをしましたし、昨シーズンも後半戦に活躍しましたので今後が楽しみです。ただ、昨シーズンほどのショットの安定感はありませんので、課題は残っていると思います。

 

尾関さんは昨シーズンの前半戦にスランプとなりましたが後半戦に盛り返して今シーズンを迎えました。今シーズン、3人の中では一番安定した成績を残してきましたが、今回で3回目のトップ5入りです。最終日はパットが入りませんでした。本来パットの上手い選手なので、優勝争いのプレッシャーもあったかも知れません。

 

今大会の中継は久しぶりにストレスを感じませんでした(笑)。3人ともに贔屓選手というわけではありませんが、今後の女子ツアーを盛り上げていくべき選手だと思っていますので、3人ともにスコアを伸ばして優勝争いを演じていたことは良かったです。

 

プレーとは直接関係ないですが、川﨑さんの態度は特に良いですね。ゆったりした京都弁のスピーチも味がありますが、丁寧に頭を下げて挨拶する姿には好感を持てます。ファンから愛されて成り立つプロスポーツです。挨拶の際に頭を下げなくても強ければよいという態度の選手が出てきているので久しぶりにスッキリしました。