全米女子プロゴルフ選手権が終了しました。

エイミーヤンさんが2位グルーフに3打差をつけて7アンダーで優勝しました。一時は10アンダーまでスコアを伸ばしましたが、終盤崩れました。ただ、下からスコアを大きく伸ばす選手もおらず優勝しました。正直言って、エイミーヤンさんがここで優勝するとは思っていませんでした。今シーズン11試合出場して5試合で予選落ちと絶不調でしたし、年齢的にも厳しくなってきたのかと思っていました。

 

 

日本人選手の成績です。

2位 -4 山下さん 71-70-70-73

7位 -2 西郷さん 70-76-73-67

7位 -2 渋野さん 70-70-73

19位 +2 古江さん 71-74-75-70

32位 +6 竹田さん 77-70-73-74

32位 +6 岩井明愛さん 70-76-71-77

41位 +8 勝さん 72-73-74-77

68位 +13 笹生さん 74-75-77-75

 

山下さんは1打落として、通算4アンダーの2位タイでした。優勝すれば海外ツアー本格参戦してほしいと思っていたので残念でしたがあと一歩でした。マスコミはパリ五輪の出場権獲得で盛り上がっていますが、シェブロン17位、全米女子オープン12位に続く上位ですし、国内ツアーではやり尽くした感がある山下さんの次の活躍の場はアメリカツアーしかありません(笑)。

 

大会前のブログで、今大会は日本人向きのコースと書きました。飛距離よりもショットの正確性とショートゲームの上手さで勝負する山下さんがそれを証明してくれました。

同タイプの古江さんも19位ですし、少し飛距離が出るもののショットの安定性で勝負する西郷さんも最終日に大きくスコアを伸ばして2アンダーでトップテン入りしました。

ショットの調子さえ普通の状態であれば優菜ちゃんにも上位フィニッシュの可能性があった筈なので、メジャー大会が続く時期にショットが不調だったのは痛かったですね。

 

渋野さんも好調キープで西郷さんと並んで7位タイとトップテン入りしました。彼女は気持ち次第の選手なのでデータでは説明できない結果を残してきます。以前にも書きましたが気持ちに波のあるタイプの選手は1つのキッカケで良い方にも悪い方にも変わるので、今後もこういう成績が続くかどうかはわかりません。ただ、今のところは気持ちが乗っているのは事実でしょう。

 

竹田さん、岩井明愛さん、勝さん、笹生さんの飛ばし屋タイプには今大会のコースは不向きだったと思います。

 

 

国内ツアー、アース・モンダミンカップも終了しました。

小祝さんは前半スコアを伸ばせず苦しみましたが終盤にスコアを伸ばして通算16アンダーまでスコアを伸ばして優勝しました。予想通りの展開でしたが優勝したので良かったですね。貯金を活かしての逃げ切りでした。

 

横峯さくらさんは最終日に3バーディ2ボギーの70とスコアを伸ばして通算1オーバーで47位タイでした。課題は色々とありますが3試合連続予選通過しました。

最近は2ラウンドに1回良いスコアを出せるようになっています。3日間大会で2ラウンド良いゴルフをすれば上位入りも可能ですが、そのためには悪い日でもイーブンパー前後でなければいけません。もう少しフェアウェーキープできるようになれば・・・と思います。