全米女子オープンの予選ラウンドが終了しました。

トップは通算4アンダーのミーチャイさん、アンダーパーが4人のみで決勝ラウンドに進みます。

カットラインは昨日のブログで予想した通り8オーバーでした。

 

日本人選手の成績です。

3位 -1 笹生さん

5位 +1 渋野さん

5位 +1 小祝さん

5位 +1 岩井千怜さん

13位 +2 河本さん

13位 +2 鈴木さん

16位 +3 古江さん

16位 +3 畑岡さん

16位 +3 山下さん

16位 +3 竹田さん

24位 +4 吉田優利さん

34位 +6 尾関さん

34位 +6 岩井明愛さん

45位 +7 優菜ちゃん

以下、予選落ち

+9 西郷さん

+9 櫻井さん

+13 稲見さん

+13 藤田さいきさん

+14 神谷さん

+17 木村彩子さん

+19 仁井さん

 

日本人選手21人のうち決勝ラウンド進出は14人、予選落ちが7人でした。人数的にはまずまずでしょうか・・・。

申ジエさんは5オーバーで決勝ラウンド進出、サイペイインさんは10オーバーで予選落ちとなりました。

ネリーコルダさんが予選落ちしたように、何が起きるかわからないのが今回のコースです。

少しのミスがダボに繋がってしまいますので、ここまで順調に来ていた選手も4日間終えてみないとわかりません。

とりあえず4日間プレーできる選手は何とかコースを攻略してほしいと思います。

 

優菜ちゃんのプレーを見たわけではないですがUSGAのホームページで現地観戦していたかのような臨場感を味わえます。

前半の12番パー3と13番パー5で連続バーディと好スタートを切りました。12番は3m程度、13番はサードショットをべたピンにつけてのバーディでしたので、このままスコアを伸ばしてくれれば・・・と思っていました。

15番は3mのパーパットを決めて良い流れが続いていましたが、18番パー4でティーショットを初日と同じバンカーに入れてボギーとしてしまいました。

前半はフェアウェーキープ5/7、ファーストカットが1回でしたので、優菜ちゃんらしい安定したティーショットでしたが、後半に入ってティーショットの乱れが続いてしまいました。

1番はティーショットをバンカーに入れましたがパーセーブし、3番まで無難に進めていました。

4番パー4はティーショットをラフに入れ、セカンドショットもバンカーに入れるピンチでしたが見事なバンカーショットでパーと我慢できました。

しかし、5番パー4でティーショットを左に曲げて、2打目と3打目を隣のホールから打つトラブルとなり、痛恨のトリプルボギーを叩いてしまいました。

続く6番パー3でもティーショットをグリーン奥のラフに外して、アプローチをミス、3打目もピンをオーバーしてダボを叩いてしまいました。

7番パー5でバーディを獲りたかったですが、アプローチがあまり寄らずパー、8番パー3もワンオンできず、9番も果敢に攻めましたがバーディパットが外れて通算7オーバーで予選ラウンドを終えました。2バーディ1ボギー1ダボ1トリという内容で4打落としてしまいました。

前半はフェアウェーキープしていましたが、後半にティーショットが曲がり始めてしまったのが急ブレーキの原因です。

優菜ちゃんのゴルフは安定したティーショットと、少々長い距離でもバーディを狙える位置に乗せるショットの精度が生命線です。しかし、ワールドレディスあたりからのショットの乱れがまだ続いている印象です。時間はありませんが、決勝ラウンドまでにしっかり調整してほしいですね。

通算イーブンパーまで戻すのはかなり難しいとは思いますが、優菜ちゃんらしいゴルフを取り戻して上位を目指してほしいと思います。