リゾートトラストレディスの予選ラウンドが終了しました。

2日間のスコア比較です。2日間のスコア分布はほぼ同じでした。

1R ベスト67、60台16人、アンダー51人、平均72.425

2R ベスト66、60台17人、アンダー41人、平均72.563

 

予選カットラインは60位タイまでなので1オーバーとなりました。

優勝スコアはピン位置を難しくして来ない限りは15アンダー程度になりそうですね。

 

それにしてもほぼ雨が降っていないにも関わらずグリーンが止まりやすいというのはどういうことでしょうか・・・。

国内ツアーの選手はこういうコースセッティングに慣れていますので、アメリカツアーの硬くて止まらないグリーンに手古摺る選手が出てきます。

雨が降ればグリーンは柔らかくなるのですから、もう少し硬いグリーンに仕上げておくことが必要ではないか・・・と感じました。

 

竹田さんが全米女子プロ選手権に出場せず、アース・モンダミンカップに出場するということで、それを「バカバカしさ」と書いた記事がありました。

選手がどの試合を選択するのも自由です。選択した結果がどうなのかは結果論になってしまいます。

アースが高額賞金試合なのでこういう記事になるのでしょうが、申ジエさんなども日米の試合を選択していますが、誰も文句を言いません(笑)。

 

アメリカツアーに出場するのは日本でもっと実績を上げてから(年間女王やメジャー優勝)という意見もあります。

そうなれば複数年シードを獲得できますから憂いなくアメリカツアーに本格参戦できるのは間違いないです。

ただ、それが正解かどうかもわかりません。そこまで待つ間にピークを過ぎてしまったり、故障やスランプに陥ってしまってチャレンジできる機会を失ってしまうこともあります。

間違い無いことは、アメリカツアーに出場することで、今、何が足りないか・・・がわかるということです。

 

竹田さんの場合だと、持ち味の飛距離はアメリカツアーで本当に武器になるのか・・・、今シーズン成長したと言われているショートゲームは世界に通用するレベルなのか、グリーンの形状に助けられているだけなのか・・・。

竹田さんは全米女子オープン、エビアン選手権、全英女子オープンには出場するようなので、その結果次第で来シーズンのスケジュールが違ってくるかも知れません。

 

外野は自由に意見を言いますが、選択の結果はその選手が全てを負うわけですからね。

 

横峯さくらさんは2015年からアメリカツアーに参戦しましたが、それ以前はメジャー大会にスポット参戦して苦手な全英女子オープン以外はそこそこの成績を残していました。

もしもアメリカツアーへの本格参戦が数年早かったら・・・、と考えてしまいます。

今、予選落ちの続く横峯さくらさんを見ていると何が正解だったのかなんてプロゴルファーを引退する時にしかわからないでしょうね。