アメリカツアー、ミズホアメリカオープンが終了しました。

 

昨日のブログにおいて、上位2人は3日目にスコアを伸ばしすぎたので、最終日はスコアを伸ばせない展開もあると書きました。

最終日のベストスコアは65、60台が12人いましたが、最終組の2人は70台でした。スコアを伸ばせない展開だったわけですが、10アンダーや9アンダーの選手も大きくスコアを伸ばすことができず、結局は最終組の2人による優勝争いになりました。

ネリーコルダさんとハナグリーンさんが14アンダーで最終ホールを迎えましたが、ハナグリーンさんが最終ホールでボギーを叩き、またまたネリーコルダさんの優勝が決まりました。

 

日本人選手の成績です。

7位T -9 古江さん 70-69-67-73

7位T -9 優菜ちゃん 70-69-71-69

14位T -8 畑岡さん 74-69-67-70

33位 -5 西郷さん 68-70-76-69

 

日本人選手は2人がトップテン入りしました。ただ、優勝スコアには5打差を付けられました。また、あと1打伸ばしていれば3位タイでした。これはタラレバですが・・・。

 

古江さんのスタッツです。

FWキープ 10-13-13-9(45/56)

パーオン 14-13-12-12(51/72)

パット数 30-27-27-31(115)

最終日は5バーディ4ボギー1ダボでした。

上位2人がスコアを伸ばせない中、前半に1打伸ばして11アンダーにしたところまでは良かったのですが・・・。

13番ボギーで流れを悪くして、15番のダボで完全に優勝圏内から置かれてしまいました。最終ホールでバーディを獲ってトップテンをキープするあたり勝負強さを感じるのですが、優勝争いの痺れるような展開で思うようなゴルフができない試合が目立ちます。

4日間でバーディ20個はネリーコルダさんの19個を上回っています。我慢のゴルフができる古江さんですが、結果的にはボギーが多かったということでしょうか。

 

優菜ちゃんのスタッツです。

FWキープ 14-10-13-13(50/56)

パーオン 14-13-12-15(54/72)

パット数 29-27-29-30(115)

最終日は4バーディ1ボギーでした。ショットの不安を抱えた状態で今大会に臨みましたが、フェアウェーキープ率も上々ですし、パーオン率も75%ありました。ただ、パットが一筋外れることが多く、ビッグスコアを作ることが出来ませんでした。最終ホールのチップインは我慢したプレーに対するご褒美でしょう。ショットが安定してきましたし、後はパットと噛み合ってくれれば・・・。

4日間で17バーディですが、初日のアンラッキーなダボが痛かったですね。また、4日間でパー5でのバーディが3個しかありませんでした。おそらくワンピン前後のバーディパットを外したことが多かったと思いますが、これが入れば優勝争いできた筈です。

 

畑岡さんのスタッツです。

FWキープ 11-10-12-12(45/56)

パーオン 11-11-14-12(48/72)

パット数 29-25-27-28(109)

最終日は5バーディ3ボギーでした。4日間で19バーディですから上位とは差がありません。ただ、初日が残念でした。今大会はパット数が少なく出ていますが、ショットが畑岡さん本来のものではなかったと思います。

 

西郷さんのスタッツです。

FWキープ 11-12-11-10(44/56)

パーオン 15-13-11-12(51/72)

パット数 29-28-31-28(116)

最終日は6バーディ1ボギー1ダボでした。スタートから躓きましたがその後の6バーディは圧巻でした。西郷さんも19バーディですが、4個のダボがいけませんでした。西郷さんのゴルフはアメリカツアーでも通用すると思いますが、どうしても4日間のうち1日は叩いてしまいます。今大会は3日目が悔やまれますね。

 

来週のアメリカツアーはオープンウイークです。その翌週は日本人選手が20人も出場する全米女子オープンです。

ネリーコルダさんが良い流れで全米女子オープンを迎えますが、日本人選手の優勝争いを期待したいと思います。