国内ツアーメジャー第1戦、ワールドレディスチャンピオンシップサロンパスカップの予選ラウンドペアリングが発表されました。

 

有力選手は初日午前インスタートと、初日午後インスタートに集められています。

優菜ちゃんは初日午前インスタートです。同じくアメリカツアーメンバーの勝さんと古江さんも初日午前インスタートです。

横峯さくらさんは初日午後インスタートです。少しグリーンが乾いた午後にスタートできるのはプラスなのかマイナスなのか・・・。そろそろポイントを稼がないと厳しくなります。

 

早くて硬いグリーンが難易度を上げる大会ですが、今年は初日の朝まで雨が降る予報です。初日はグリーンも止まりやすくプロにとっては打ちやすい速さのグリーンになりそうです。決勝ラウンドになると硬くて速いグリーンが戻ってくるかも知れません。

硬くて速いグリーンはアメリカツアー選手の方が慣れていると思います。アメリカツアーとの違いはフェアウェーが狭いということです。優菜ちゃんと古江さんにはプレーしやすいかも知れません。調子の良い勝さんが狭いフェアウェーの日本でどうなのかというのも注目です。

 

今大会は2008年の第1回以外は茨城ゴルフ倶楽部で開催されています。但し、東コースと西コースが計画的ではなく気まぐれ的(笑)に使用されてきました。

西コースが10回、東コースが4回使用されてきましたが、今年は東コースです。

 

東コースで開催された過去4回の優勝スコア、アンダーパーの人数、予選カットラインです。

15年 -12(チョンインジさん)、11人、+4 

16年 -13(L.トンプソンさん)、16人、+5

19年 -12(渋野さん)、15人、+3

21年 -14(優菜ちゃん)、33人、+2

 

昨年、西コースで開催された時は優勝した吉田優利さんのスコアが1オーバーという、ここ数年見たことのないような難易度の高いコースセッティングでした。コースセッティング担当の茂木さんが無風が続けば優勝スコアが2桁アンダーでもおかしくないと言っていましたが、現実には風が吹き連日平均スコアが76を超えました。

 

東コースというと距離が長いと思われがちですが、これはレクシートンプソンさんが優勝した印象が強いからでしょう。

昨年の西コースは6780ヤードでしたが、今年の東コースは6665ヤードです。西コースを使用した昨年よりも距離は短く設定されています。

それでも距離が長い方ですし、グリーンは雨が続かない限り硬くて速いでしょう。先週のような殆どパーオンしてパット合戦にはならず、グリーンを外すことも多くなりアプローチの技術も試されるのではないかと思います。

難易度は風と雨次第ですが、今年も茂木さんが担当ですからイージーセッティングにはしてこないと思います。

いくら飛ばしてもラフに入れると0.5ペナ程度にしないといけませんね。