アメリカツアー、T-MOBILEマッチプレー2日目が終了しました。

午後からの強風は相当ひどいもので、軒並みスコアを落として行く展開になりました。サードラウンド進出ラインもスコア速報を見るたびに下がって行き、外出した時には6オーバーでしたが、終わってみたら9オーバーになっていました(汗)。

初日トップは6アンダーでアンダーパーが15人いましたが、2日目を終えてトップは4アンダー、アンダーパーも8人に減っています。初日67だったダニエルカンさんは2日目83も叩き、2日間のスコア差は16打もありました。

 

3日目も強風予報とのことなので、上位8人に入るためのスコアがどの程度になるのか想像できません。常識的にはアンダーパーならという感じですが、イーブンパーや1オーバーあたりまで落ちてくる可能性もあります。

 

日本人選手の成績です。

5位T -3 勝さん 72-69(午前スタート)

7位T -1 笹生さん 69-74(午前スタート)

20位T +2 古江さん 71-75(午後スタート)

29位T +4 稲見さん 75-73(午前スタート)

以下、サードラウンド進出ならず

68位T +10 渋野さん 77-77(午後スタート)

88位T +14 畑岡さん 76-82(午後スタート)

 

勝さんは2日目午前スタートで1イーグル4バーディ3ボギーでした。フェアウェーキープ12回でしたので勝さんとしては安定したティーショットでしたし、パーオン13回、28パットということで良いラウンドになりました。ここまで来たら決勝トーナメントに残りたいですね。

 

笹生さんも2日目午前スタートでしたが、2バーディ2ボギー1ダボでスコアを2つ落としました。ただ午後スタート組のスコアの落とし方と比較するとマシということで7位に留まりました。フェアウェーキープ9回で笹生さんらしいところもありました。

 

古江さんは2日目午後スタートで強風に苦しみました。ノーバーディでしたがボギー3個と我慢しましたので決勝トーナメント進出の可能性を残すスコアと順位で3日目に臨みます。いつもは100%近いフェアウェーキープ率の古江さんでしたが、セカンドラウンドでは5回でした。パーオン11回、32パットという数字も古江さんらしくないですが、よく我慢したほうだと思います。古江さんだからこのスコアをキープしたと言っても良いと思います。

 

稲見さんは2日目午前スタートで2バーディ3ボギーでした。午前スタートだったのが幸いしましたね。決勝トーナメント進出には最低でも60台が必要となりますが、朝イチのスタートを活かしてほしいですね。

 

渋野さんは2日目午後スタートで1バーディ6ボギーでした。強風の中でのプレーでしたので仕方がないでしょう。今の渋野さんとしては良いラウンドだったほうだと思います。1打足りずにサードラウンドに進めませんでしたが、その原因は初日のゴルフにあると思います。1打1打を大事にプレーするというのがゴルフの基本ですから、集中力を欠くというのはいけません。2日目頑張っただけに初日のプレーを反省して次の試合に臨んで欲しいですね。

 

畑岡さんは2日目午後スタートで2バーディ6ボギー3ダボの82を叩きました。畑岡さんが1ラウンドにダボを3回も叩くのは初めてではないでしょうか。そもそも82というスコアに本人も驚いていると思います。もともとリンクスを苦手としており風が弱点の1つでしたが、これほどの強風でここまでスコアを落としたら却ってスッキリします。

 

 

 

国内ツアー、富士フィルム・スタジオアリス女子オープン初日も終了しました。

同じコースで開催された2022年の初日スコアとの比較です。

22年 ベスト66、60台15人、アンダー37人、平均72.6944

24年 ベスト67、60台9人、アンダー29人、平均73.7870

 

今年は雨で気温が低かったこともあり、平均スコアが1打悪かったですね。明日は少し気温も上がり、グリーンは止まりやすい状態だと思いますので、もう少しスコアは伸びると思います。予選終了時のトップは8アンダー、カットラインはイーブンパーか1オーバーと予想します。

 

横峯さくらさんは1バーディ3ボギーで2オーバー、53位タイでした。パー5でボギー2個は勿体ないですね。6番のパー5は3パットボギーですし、18番パー4も3パットボギーでした。パットもショットも距離感が悪いですね。相変わらずです。