アメリカツアー、フォードチャンピオンシップが終了しました。
3日目は強風、最終日は雨と厳しいコンディションが続く決勝ラウンドになりました。
それでも最終日のベストスコアは64、60台が21人もいました。
優勝は最終日に65を叩き出したネリーコルダさんでした。こういう条件でもコースが簡単なら60台で回る力がないとアメリカツアーでは勝てないのですね。
ネリーコルダさんは出場した試合で3連続優勝ということです。
日本人選手の結果です。
13位T -15 笹生さん (70-63-69-71)
13位T -15 古江さん (71-66-67-69)
26位T -13 畑岡さん (68-66-70-71)
35位T -11 優菜ちゃん (68-68-71-70)
56位T -8 勝さん(69-67-71-73)
69位 -5 吉田さん (71-67-75-70)
最終日は雨の厳しい条件でしたが、勝さん以外の5人はアンダーパーでプレーしました。残念ながらビッグスコアを叩き出す選手はおらず、トップテン入りできませんでした。
日本人選手のスタッツです。
笹生さん
FWキープ 12-14-11-13(50/56)
パーオン 16-15-12-13(56/72)
パット数 34-25-27-27(113)
最終日は3バーディ2ボギーでした。
4日間でバーディ24個、ボギー7個、ダボ1個でした。こういうコンディションは笹生さん向きだと思ったのですがスコアは伸び悩みました。結局2日目の大爆発だけでした。バーディ数は1ラウンド平均6個ですから良かったと思いますが、ボギーが多いのとダボですね。笹生さんには付き物なのですが・・・。
古江さん
FWキープ 13-12-13-14(52/56)
パーオン 13-15-11-15(54/72)
パット数 31-27-25-30(113)
最終日は3バーディノーボギーでした。
4日間でバーディ18個、ボギー3個でした。
最終日の厳しいコンディションの中で60台でプレーしました。最終日も5m以上のミドルパットを2回以上入れたようですが、やはりパットが入るのは強みですね。ボギーが少ないのはピンチを脱することのできるパットとショートゲームの技術によるものです。フェアウェーキープ率も高く、もう少しフェアウェーが狭くラフが深いコースで古江さんの優勝を見れるのではないかと思います。
畑岡さん
FWキープ 13-11-10-9(42/56)
パーオン 15-15-13-11(54/72)
パット数 32-28-30-29(119)
最終日は3バーディ2ボギーでした。
4日間でバーディ18個、ボギー5個でした。
まずまずなのですが、決勝ラウンドの厳しいコンディションでショットの精度が落ちたのが残念でした。パット数も多いですね。
優菜ちゃん
FWキープ 13-13-9-14(49/56)
パーオン 15-15-13-11(54/72)
パット数 30-29-29-27(115)
最終日は4バーディ2ボギーでした。
4日間でバーディ20個、ボギー9個でした。
風の強い3日目はフェアウェーキープ率が下がっていましたが、最終日は修正してきました。ただ、雨により飛距離が殺されたためかピンを狙うショットが思うようにチャンスに付かなかったようです。それでも最終日2アンダーでプレーしましたのでよく健闘したと思いますが、優勝するためにはショットを4日間揃えることが必要です。ボギーを連発した3日目は風対策が課題であることを教えてくれました。一旦帰国して調整するようですが、課題をクリアしていって欲しいですね。
勝さん
FWキープ 12-12-12-12(48/56)
パーオン 13-15-10-11(49/72)
パット数 29-28-28-29(114)
最終日は2バーディ3ボギーでした。
4日間でバーディ15個、ボギー7個でした。
今回はフェアウェーの広いコースでしたのでフェアウエーキープ率はいつもより高かったですが、セカンドショットが思うように行かなかったのだと思います。今回のコースは勝さん向きだと思ったので少し残念な結果です。
吉田さん
FWキープ 14-10-12-13(49/56)
パーオン 15-13-12-12(52/72)
パット数 34-26-33-28(121)
最終日は6バーディ4ボギーでした。
4日間で17バーディ10ボギー1ダボでした。バーディ数はそれほど少ないわけではなく、ボギーの多さとダボで下位に甘んじました。2試合目にして初の予選通過でしたが、今後は少ない試合数で結果を残していかないといけません。厳しい戦いが続きますが、リシャッフルを潜り抜けて欲しいです。