中国の海南島で開催されているアメリカツアー、ブルーベイLPGAが終了しました。

4日間のスコア比較です。

1R ベスト65、60台19人、アンダーパー43人

2R ベスト65、60台10人、アンダーパー38人

3R ベスト64、60台18人、アンダーパー34人

4R ベスト65、60台20人、アンダーパー41人

 

12アンダーのトップタイでスタートしたターディさんが最終日ベストスコアタイの65で回り、通算19アンダーで優勝しました。2位はトップタイでスタートしたシュメルツェルさんでしたが4打差を付けました。過去の成績を見るとターディさんには不安がありましたが見事な初優勝でした。

 

日本人選手3人も見事なラウンドでした。

3位 -14 古江さん

12位T -8 西郷さん

21位T -6 優菜ちゃん

 

古江さんのスタッツです。

スコア 69-70-70-65

FWキープ 13-12-12-13(50/56)

パーオン 15-12-12-12(51/72)

パット数 28-29-27-23(107)

4日間で24バーディ、8ボギー、1ダボでした。

最終日は7バーディノーボギーの完璧なゴルフでした。パーオン12回でバーディ7個というのが古江さんのゴルフですね(汗)。ショートゲームでスコアを作り、上位選手を追い上げました。見どころ満載の最終日でした。昨日のブログで書いたように、今回は追いかけるだけの最終ラウンドでしたので、スコアを伸ばすことに専念できたと思います。最終日の悪いイメージを変えるキッカケになれば良いですね。安定してトップテンをキープしてきましたので、アメリカ本土に場所を移してからも楽しみです。

 

西郷さんのスタッツです。

スコア 70-70-71-69

FWキープ 10-14-11-14(49/56)

パーオン 12-16-13-17(58/72)

パット数 26-32-29-32(120)

4日間で1イーグル、16バーディ、6ボギー、1ダボでした。

最終日は1イーグル、2バーディ、1ボギーでした。4日間安定したゴルフを続けていました。ショットのレベルはアメリカツアーでも十分通用するだろうと思わせるプレーでした。ただ、最終日もパー5でのイーグルがあったもののこれだけパーオンしながらバーディ不足でした。パット巧者ではありませんので、優勝するためにはアメリカツアーのアンジュレーションのきついグリーンやポアナ芝のような慣れないグリーンに上手く対応できるかどうかが鍵でしょう。

 

優菜ちゃんのスタッツです。

スコア 72-70-73-67

FWキープ 11-12-12-13(48/56)

パーオン 13-13-9-12(47/72)

パット数 31-28-26-26(111)

4日間で17バーディ、7ボギー、2ダボでした。

最終日は6バーディ1ボギーと大きくスコアを伸ばしました。

今大会は厳しいコースセッティングで3日目にはダボを2個も叩きましたが、最終日はボギーを1個に抑えました。ただ、そのボギーがパー5での3パットでしたので勿体ないですね。これが無ければトップ20でした。惜しくもトップ20には届きませんでしたが、シンガポールの試合に続き最終日にスコアを伸ばして順位を上げるのは優菜ちゃんの気持ちの強さを表していると思います。決して諦めない姿勢は素晴らしいですね。

1週間のオープンウイークを挟んでアメリカ本土での試合です。しっかり休養を取って欲しいですが、アメリカでの試合はコース経験もありますので初日から上位でプレーしてほしいですね。そうでないとマスコミが取り上げてくれません(汗)。

 

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国内ツアー、明治安田レディスも終了しました。

4日間のスコア比較です。

1R ベスト65、60台13人、アンダー44人、平均72.3611

2R ベスト66、60台5人、アンダー18人、平均73.8241

3R ベスト67、60台8人、アンダー14人、平均73.4833

4R ベスト67、60台10人、アンダー29人、平均72.0500

 

最終日は天気予報の通り、風が弱くスコアを伸ばしやすい状況だったと思います。

しかし、優勝争いの一方の主役であるはずの小祝さんが一時は2打差まで追い上げながら12番から14番までの3連続ボギーを叩き、トップを走っていた鈴木さんを楽にしてしまいました。最後は鈴木さんの独走になり、18番はオマケのようなバーディパットを決めて16アンダーで優勝しました。2位に6打差を付け、開幕から2試合続けて優勝争いが大味な試合になってしまいました。

小祝さんクラスの選手なら、負けても14アンダーくらいまで伸ばして鈴木さんを苦しめるような試合をしないといけません。

鈴木さんのショットは好調のようですが、ショットで勝つというよりもパットで勝つタイプであることは変わりません。優勝というのは相対的な力関係に左右されるのですが、国内ツアーの層が薄くなっていることも鈴木さんの優勝を後押ししているように感じます。

 

横峯さくらさんは2バーディ3ボギーの73で、通算4オーバーの41位タイに終わりました。昨日のブログで通算イーブンパーに戻せば今シーズンの期待大と書きましたが・・・。

最終日はフェアウェーキープ6回、パーオン13回、32パットでした。鈴木さんのフェアウェーキープが5回ですから、ティーショットはこんなものかも知れませんね。

今大会4日間でのフェアウェーキープ率は30位タイ、パーオン率は20位タイ、パット数は46位タイでした。