今週にはサウジアラビアの大会があり多くの日本人選手が出場します。来週にはアメリカツアーが再開し、2月末には国内ツアーが開幕します。

2023年シーズンを占うために多くの選手のスタッツ分析を行ってきましたが、今回が最後です。15年間このブログタイトルの顔となってきた横峯さくらさんです。

 

賞金女王を獲得した2009年のスタッツです。

平均ストローク 70.4279(1位)

パーオン率 71.6971(1位)

平均パット数 1.7768(3位)

総パット数 29.2935(18位)

パーセーブ率 88.7783(1位)

平均バーディ数 3.6119(2位)

リカバリー率 68.9453(1位)

 

森田理香子さんと賞金女王争いをした2013年のスタッツです。

平均ストローク 70.5490(2位)

パーオン率 69.0705(15位)

平均パット数 1.7570(1位)

総パット数 28.7404(5位)

パーセーブ率 88.2479(3位)

平均バーディ数 3.6346(3位)

リカバリー率 68.9119(2位)

 

横峯さくらさんはプロデビューした2004年からアメリカツアーに本格参戦する2014年までの間、ほぼ毎シーズンのように優勝し、賞金ランクや平均ストロークもトップテン入りしていました。

今回は2009年と2013年を取り上げましたが、2009年はショット寄り、2013年はパット寄りのデータになっています。横峯さくらさんのゴルフは本来ショット寄りのスタッツになりますが、2013年はショットの不安をパットでカバーしたシーズンでした。それでもショットのレベルは決して低いわけではなく、賞金女王を森田さんに譲ったもののメルセデスランクは1位でした。

 

2023年の横峯さくらさんは前年のQTに出場せず、主催者推薦で結果を出してリランキングによって中盤戦~後半戦の出場権を得るという戦略でした。序盤戦では推薦を受けずヤマハからのスタートで、自身2試合目から4試合目までは予選通過してポイントを加算しましたが、5試合目から8試合連続で予選落ちしたため第1回リランキングは67位となり中盤戦の出場権は極めて限定的となり、第2回リランキングでも52位で終盤戦には殆ど出場できない状態になりました。

その結果メルセデスランクは106位となりました。

 

2023年のスタッツは規定ラウンド数に達していないので順位は想定順位です。

平均ストローク 73.6891(89位)

パーオン率 64.0921(75位)

平均パット数 1.8922(91位=最下位)

総パット数 30.7561(91位=最下位)

パーセーブ率 80.3523(87位)

平均バーディ数 2.1463(90位)

ドライビングディスタンス 245.07(24位)

フェアウェーキープ率 52.6132(87位)

リカバリー率 56.6038(82位)

救いようの無い無残な数字が並んでいます。唯一、上位選手と互角なのが飛距離だけです。

 

改善しないといけないことが山ほどあります。今シーズンの復活は正直言って簡単ではありません。

まずフェアウェーキープ率を上げることが必要です。この飛距離があればフェアウェーキープ率が70%近くまで上がれば十分でしょう。そうすれば更に飛距離も伸びますし、パーオン率向上にも繋がります。ただ15%~20%アップというのは簡単ではありません。1ラウンド14ホールのうち2ホール多くフェアウェーに置くことを意識してほしいですね。

フェアウェーキープ率が67%台に乗ればパーオン率も5%程度は上がって70%近くになるのではないでしょうか。そうなればもう少しパットに集中できるようになるでしょう。

 

この数字に達するためにシーズンオフの今は練習していると思います。厳しい状況ではありますが、こういう数字をクリアしていかないとシーズン通した活躍はできません。

まず、前半戦の10試合程度で最低200ポイント、理想を言えば300ポイント以上稼ぐことです。そうすれば終盤戦までの出場権を確保できますのでシード確保の可能性が高くなります。

全ての試合に出場することは難しいQT順位ですが、シード選手のうち吉田さん、西郷さん、稲見さん、古江さんの4人がアメリカツアーに参戦しますし、外国人選手は定期的に欠場します。また、QT1位の宋ガウンさんは日本ツアーに専念できないという情報もあります。推薦枠を除き90人枠の試合では上位に96人がいる微妙な位置ですが、殆どの試合に出場できるはずです。

6連戦くらいになると体力面で心配ですが、逆に試合間隔が開き過ぎるのはマイナスだと思っています。

上手くスケジュールを組んでシーズン30試合近くプレーしてシードを獲るのが理想です。