今週1月18日にアメリカ女子ツアーが開幕します。

ヒルトングランドバケーショントーナメントオブチャンピオンズがフロリダで行われます。

この大会は出場できる選手が過去2年間の優勝者に限定されているため、日本人選手は古江さん、畑岡さん、稲見さんの3人だけ出場します。

エントリーしている選手は35人ですから、日本人選手が優勝争いをしているところを見ることができるかも知れません。

 

初日は畑岡さんが9時20分アウトスタート、古江さんが9時42分アウトスタート、稲見さんが10時37分インスタートとなりました。

 

過去5大会の優勝スコアです。

2019年 -14 

2020年 -13 

2021年 -24 

2022年 -16 

2023年 -16 

2021年だけは20アンダー超えでしたが、それ以外のシーズンは15アンダー前後で優勝しています。

1日4アンダーというのが一応の目安となりそうです。

 

日本人選手の成績です。

2019年 16位T 畑岡さん(-1)

2020年 2位T 畑岡さん(-13)

2022年 6位 笹生さん(-9)、18位T 畑岡さん(+2)

2023年 5位 畑岡さん(-9)、6位T 笹生さん(-8)、18位T 古江さん(-1)

 

畑岡さんは過去4回出場し、2回上位争いしています。2020年はプレーオフ負け、2023年も優勝を狙える位置でしたが最終日に失速しました。

古江さんは今回2回目の出場となります。畑岡さんも2回目の出場で上位争いしましたので、古江さんにもチャンスがあると思います。

 

出場選手のうち、古江さんと畑岡さんの2023年スタッツについては12月14日と15日に書きましたし、稲見さんの国内ツアースタッツは前回のブログに書きました。

 

古江さんは平均ストローク16位、フェアウェーキープ率2位、パーオン率26位、平均パット数31位、バーディ数10位でした。安定感のあるショットとショートゲームの上手さでスコアを作り、2022年には優勝もしています。2023年は優勝できませんでしたが、今シーズンは優勝も狙えると思います。

 

畑岡さんは平均ストローク9位、パーオン率20位、平均パット数4位、バーディ数1位でした。ショットの精度で勝負する畑岡さんですので、勝負どころのパットが入れば複数回優勝、そして念願のメジャー優勝も期待できます。

 

稲見さんは2021年の活躍が顕著でしたので、2022年と2023年は少しペースダウンした感じがありました。2021年が良すぎたこともありましたが、国内ツアーでは目標を見失いかけていたようにも感じていました。これは外野が受けた感覚ですから間違いかも知れませんが・・・。

ただ、TOTOジャパンクラシックで優勝して参戦の権利を得たアメリカツアーにチャレンジすることで、再度気持ちにギアを入れてくるのではないか・・・と思います。

勝って当たり前、活躍して当然の国内ツアーと違って、簡単には上位に行けないアメリカツアーですから、日本に戻ることを考えずに本気で戦って欲しいと思います。