2023年のリカバリー率トップテンです。()は総パット数平均の順位です。

1 吉田優利さん 71.3793 (6)

2 山下さん 69.3920 (7)

3 瀬令奈さん 69.1995 (1)

4 申ジエさん 68.9855 (17)

5 上田さん 68.7366 (13)

6 イナリさん 67.6647 (30)

7 鈴木愛さん 67.4074 (3)

8 菅沼さん 66.9742 (12)

9 ささきさん 66.8675 (9)

10 山内日菜子さん 66.6667 (2)

 

リカバリー率が高い選手はパーオンしなかった時でも簡単にボギーを叩かないわけですから、ショットの精度の高さに関わらずアプローチとパットが上手いということになります。

パーセーブ率や総パット数平均との関連性が高いと思いますが、この中でパーセーブ率がトップテンの選手は山下さん、吉田優利さん、上田さん、申ジエさんの4人だけです。

この4人は総合力の高い選手でショートゲームも上手いということができます。

菅沼さんはパーセーブ率で13位なのでこの4人に続いていますが、他の5人はショートゲームに偏っているとも言えます。

 

上位選手でリカバリー率の低い選手です。

78 西郷さん 57.9310 (69)

74 原英莉花さん 58.8424 (87)

66 神谷さん 60.0000 (14)

41 岩井明愛さん 63.0303 (41)

33 岩井千怜さん 63.7051 (18)

30 稲見さん 64.1026 (52)

西郷さん、原英莉花さん、稲見さんの3人はパットが入らなかったためリカバリー率を上げられなかったものと思われます。

神谷さんと岩井千怜さんは総パット数平均はまずまずだったのでパットが入らなかったというよりもアプローチの技術がまだ足りないのではないかと思われます。

 

リカバリー率が低くてもパーオン率が高ければボギー数は少なくなります。最近はバーディ合戦の試合が多く、上位選手のパーオン率は70%を超えています。パーオンできなかった時に少々ボギーを叩いても、パーオンした時にバーディを量産すれば十分上位で戦えるのが現実です。

それを一番体現しているのが岩井明愛さんだと思います。

 

アメリカツアーでは国内ツアー以上にリカバリーが上手い選手でないと上位に行けないと思っています。

アメリカツアーで戦っている選手のうち、古江さんは2020~21年の3位、優菜ちゃんは2020年~21年4位、2022年2位でした。

一方、勝さんは2020~21年17位、2022年13位でした。

渋野さんは2019年11位でアメリカツアーにチャレンジしました。

今シーズンからアメリカツアーに参戦する選手では

吉田優利さんは2020~21年10位、2022年と2023年1位です。

稲見さんは2020~21年2位、2022年6位でした。

吉田優利さんは事前評価以上にアメリカツアーで活躍できるのではないかと思います。その点で、西郷さんは少し心配があります。

また、将来アメリカツアーへの参戦を期待されている原英莉花さんと岩井姉妹にとってはリカバリー率が心配材料です。

それに対して、山下さんはアメリカツアーで活躍するイメージしかありません。本人の気持ち次第でしょうが・・・。