全英女子オープン3日目が終了しました。

断続的な風で多くの選手がスコアを落とすラウンドとなりましたが、流石に上位選手はスコアを伸ばしてきます。

 

前日まで2位に5打差を付けてトップに立っていたユーイングさんが予想通りスコアを落としました。

入れ替わる形で、リリアヴさんとチャーリーハルさんが9アンダーでトップに並びました。

1打差の8アンダーにエンジェルインさんとキムヒョージュさん、2打差の7アンダーにトップから滑り落ちたユーイングさん、3打差の6アンダーにリングラントさんが続いています。

 

ユーイングさんは1日で7打差、8打差を付けていた選手に逆転されました。

同じことは最終日でも起きる可能性があります。ただ、ユーイングさんが独走していた時とは状況が違い、上位選手全員がスコアを落とすということは考えづらいものです。

優勝スコアは2桁アンダーになるという前提で最終日に臨まないといけません。

 

そんな中、申ジエさんが5アンダーの7位でトップと4打差、優勝を狙える位置にいます。優勝したいのは誰も同じですが、申ジエさんにとっては日本ツアーのメルセデスランク1位に向けてポイントを稼ぐ大チャンスとなります。

 

日本人選手の成績です。

9位 -4 畑岡さん 

14位 -3 勝さん 

17位 -1 岩井明愛さん、優菜ちゃん 

44位 +2 吉田優利さん、櫻井さん、古江さん、山下さん 

70位 +7 西郷さん 

73位 +13 川﨑さん 

 

畑岡さんのスタッツです。

フェアウェー 12-9-10(31/45)

パーオン 17-13-13(43/54)

パット数 33-31-30(94)

3日目は3バーディ2ボギーというこのコースとしては大人しいゴルフでした。ショットが風の影響を受けて苦労したと思いますが、それなりにショットを纏めてギリギリ優勝を狙える位置をキープしたのはアメリカツアー上位選手として揉まれてきた経験によるものでしょう。3日間のパーオン率は79.6%とショットは安定しています。トップと5打差ですので、簡単ではないですが最終日は優勝を目指してビッグスコアを叩き出してほしいです。

 

勝さんのスタッツです。

フェアウェー 11-7-6(24/45)

パーオン 10-14-8(32/54)

パット数 27-30-27(84)

3日目は1イーグル4ボギーでした。風の影響によってショットが乱れパーオン数も僅か8回でした。パットで粘ってボギーを4個に抑えていましたがバーディチャンスを作れず苦労していました。16番のイーグルで何とか2オーバーに抑えることができました。このイーグルによってギリギリ優勝を狙える位置に残りました。パーオン率59%で、パーオン回数は畑岡さんよりも11回少ないのですが、畑岡さんと1打差です(笑)。正直、優勝はかなり厳しいと思いますが、爆発力のある勝さんですし、最終日5アンダーで回ればトップ5入りの可能性はあります。

 

岩井明愛さんのスタッツです。

フェアウェー 11-9-7(27/45)

パーオン 16-14-13(43/54)

パット数 38-32-29(99)

3日目は6バーディ3ボギーでした。スタート時間が早かったのも幸いしたかも知れませんが、飛距離を活かして前半の難しいバー4をパーで切り抜け、得意のパー5でバーディを獲ってからは8番から11番まで4連続バーディでした。その後は息切れしましたが、調子に乗るとイケイケドンドンの岩井さんらしいゴルフでした。最終日はスタート時間が遅くなります。前半にスコアを落とした時に我慢のゴルフができるかどうか・・・です。

 

優菜ちゃんのスタッツです。

フェアウェー 12-10-12(34/45)

パーオン 11-14-12(37/54)

パット数 29-33-29(91)

3日目は1イーグル3バーディ3ボギー1ダボという派手なゴルフで結局イーブンパーのラウンドでした。イーブンでしたが前半に4打も落とし、見ていられないくらいの落ち込みようでした。本人は落ち込んではいなかったのかも知れませんが・・・。4番でティーショットをバンカーに入れてボギーを叩いたのは仕方がないとしても5番パー3でティーショットをバンカーに入れ、それもまともに打てないような状況でバンカー脱出に2打費やしてダボでした。その後もパーオンしてもバーディパットが入らず一時は50位台まで順位を落としてしまいました。こういうラウンドで我慢しきれないとズルズルとスコアを落としていきますが、アメリカツアーで我慢のゴルフに慣れましたからね・・・(汗)。

バーディが1個獲れれば流れを変えることができるのがゴルフです。11番パー5でバーディを獲り、ズルズルとスコアを落とすムードから少し脱却できました。圧巻は16番イーグルからの17番18番連続バーディでした。

我慢したご褒美が2日目に続く16番イーグルで来ました。イーグルで息を吹き返してからの連続バーディ締めは素晴らしいです。帳尻合わせですが、トゥディイーブンパーは前半の落ち込みを見れば十分です。

3日間のフェアウェーキープ率は75.5%、パーオン率は68.6%です。最終日はもう少しショットが安定してほしいですね。

優菜ちゃん自身も前半の落ち込みからの巻き返しは自信になったと思いますし、何よりもズルズル下がらない経験は最終日の前半で活きてくると思います。

最終日はトップテンを目指してビッグスコアを叩き出してほしいですね。最低でも順位を上げてポイントをしっかり獲得してほしいです。

 

吉田優利さんのスタッツです。

フェアウェー 9-9-11(29/45)

パーオン 11-12-9(32/54)

パット数 31-28-28(87)

3日目は2バーディ3ボギーと大人しいゴルフでした。パーオン9回なのでバーディチャンスが少なかったと思いますが、ボギー3個に抑えたのは難しいコース設定に強いタイプだからでしょうか・・・。最終日はもう少しパーオンさせたいですね。

 

櫻井さんのスタッツです。

フェアウェー 6-12-6(24/45)

パーオン 15-14-9(38/54)

パット数 31-33-28(92)

3日目は3バーディ6ボギーでした。彼女の経験値からすれば3オーバーというのは我慢した方だと思います。ショットが思うように行かず中々バーディを獲れないコース設定は国内ツアーでは経験できませんからね。サービスホールの16番でボギーを叩いたのは誤算でした。フェアウェーキープ率53.3%ですが飛距離が出ますのでね・・・。

 

古江さんのスタッツです。

フェアウェー 14-14-12(40/45)

パーオン 12-14-11(37/54)

パット数 31-31-34(96)

3日目は3バーディ7ボギーでした。前半の難易度の高いパー4で3個ボギーを先行させてしまい、良い流れを作れませんでした。6番パー5でバーディを獲って流れを変えることができるか・・・と思っていましたが、その後もボギーが先行してしまいました。パーオン11回といってもグリーンが大きく、3パットボギーが多かったと想像できるスタッツです。パット巧者の古江さんですが、今回のグリーンにはタッチが合っていないようです。フェアウェーキープ率は流石の88.9%です。

 

山下さんのスタッツです。

フェアウェー 13-9-11(33/45)

パーオン 14-12-10(36/54)

パット数 31-29-33(93)

3日目は2バーディ6ボギーでした。古江さん同様、前半の難易度の高いパー4で3連続ボギー、6番と16番のパー5でバーディを獲ったのも古江さんと同じですね。2人がよく似たスコアを並べて同じく4オーバーのラウンドでした。100ヤード前後のショットが上手い山下さんですが、もっと長い距離が残ってしまうパー4で中々バーディチャンスに付けるのが難しいようです。

 

西郷さんのスタッツです。

フェアウェー 9-12-6(27/45)

パーオン 10-14-8(32/54)

パット数 31-30-32(93)

3日目は1バーディ7ボギーでした。ティーショットがフェアウェーに行かず、パーオンも8回ということでは仕方がないスコアでしょう。現状では予選通過しただけで精一杯という感じです。

 

川﨑さんのスタッツです。

フェアウェー 10-10-7(27/45)

パーオン 12-12-7(31/54)

パット数 30-31-31(92)

3日目は83も叩いてしまいました。国内ツアーでは経験できないようなコース設定と風に対応できなかったというか、一度悪い流れになると立て直しができないのは経験不足ということもあるでしょう。悪い膿を全部出し切ったと思って最終日は1人でのラウンドですから楽しんで欲しいですね。