全米女子オープンの予選ラウンドが終了しました。

トップは7アンダーまでスコアを伸ばしましたが、アンダーパーは初日の20人から一気に6人まで減ってしまいました。

2日目は初日よりも午前組と午後組の有利不利が大きくなりました。風がより強くなったことと、それに比例してグリーンがどんどん硬くなっていったことが原因です。

トータル的には初日午前・2日目午後スタートの選手が2~3打有利だったですね。

 

日本人選手22人のうち11人が予選通過となりました。人数的には予想通りでしたが、想定していた選手とは異なりました。

 

日本人選手の成績です。

5位 -1 畑岡さんP

7位 E 古江さんA

26位 +3 三ヶ島さんA、西郷さんA、笹生さんP

41位 +4 野村さんP

47位 +5 木下さんP

58位 +6 勝さんA、岩井千怜さんA、佐藤心結さんP、川﨑さんP

以下、予選落ち

+7 岩井明愛さんA、吉田優利さんP

+9 山下さんA、優菜ちゃんP

+10 上田さんP

+12 @馬場さんP

+13 上原さんA、脇元さんA

+14 渋野さんA

+15 @長野さんA

+24 @小宮さんA

 

主な日本人選手のスタッツです。

畑岡さん

フェアウェー10-12、パーオン12-12、パット25-30

2日目は午後スタートで苦しみましたが、2バーディ4ボギーと持ちこたえてアンダーパーをキープしました。トップとは6打差、2位タイとは4打差ですが、この選手たちは2日目午前スタートでスコアを伸ばした選手ばかりです。ショットの調子は良いので、決勝ラウンドでは同一条件での戦いとなりますから十分逆転可能な位置です。

 

古江さん

フェアウェー12-12、パーオン8-9、パット28-25

2日目は有利な午前スタートで5バーディ3ボギーの70としてトップテン圏内に入りました。フェアウェーキープ率が高いのは当然です。パーオン率が低いのは気になりますが、ショートゲームでカバーしているのが古江さんのゴルフです。またパー5だけで2日間にバーディを5個も獲っています。100ヤード以内のショットの精度とパット巧者の持ち味を活かしています。優勝争いの鍵はセカンドショットの精度でしょう。

 

三ヶ島さん

フェアウェー10-10、パーオン11-8、パット30-26

2日目は午前スタートで2バーディ4ボギーでしたが、午後スタートの初日を1オーバーで我慢したことが良かったのだと思います。

 

西郷さん

フェアウェー9-10、パーオン11-9、パット26-29

2日目は2バーディ2ボギー2ダボでしたが、午後スタートだった初日に1アンダーと貯金を作ったのが大きかったですね。不安要素は残りますが予選通過すれば勝ちですからね。

 

笹生さん

フェアウェー9-11、パーオン12-10、パット29-30

2日目は1バーディ2ボギー1ダボでした。初日がイーブンパーだったことと、2日目にボギー列車に乗らなかったことが良かったです。パーオン率は日本人選手では畑岡さんに次ぐ数字ですから決勝ラウンドで混戦になればチャンス復活かも知れません。

 

野村さん

フェアウェー12-9、パーオン9-9、パット26-31

2日目は2バーディ7ボギーとスコアを大きく落としましたが、午前スタートの初日に1アンダーだったことで決勝に進めました。パーオン率は古江さん同様に低いですが、野村さんもショートゲーム巧者です。何とか粘りました。

 

木下彩さん

フェアウェー10-12、パーオン9-9、パット30-28

午後スタートの2日目に4バーディ4ボギーのイーブンパーと大健闘でした。午前スタートの初日に5オーバーでしたので「終わり」と思っていましたが失礼しました。国内ツアーでも予選落ちの目立つ選手ですので決勝ラウンドに進めたのは良い経験になったと思います。

 

勝さん

フェアウェー8-10、パーオン6-5、パット27-25

午前スタートの2日目は3バーディ4ボギー1ダボとボギー列車に乗ってしまいましたが、午後スタート組がスコアを落とす状況で浮上しました。パット巧者らしくグリーン上が好調です。

 

佐藤さん

フェアウェー11-11、パーオン9-12、パット29-32

2日目は午後スタートで、いきなりダボを叩いてスコアを落としましたが、その後は1バーディ2ボギーと粘りました。2日目の午後にパーオン12回ですからショットが良かったのだと思います。

 

川﨑さん

フェアウェー12-12、パーオン12-7、パット31-29

2日目は午後スタートながら前進に3バーディ1ボギーとスコアを伸ばしました。しかし、後半はボギー列車に乗ってしまい4ボギー1ダボでしたがギリギリ予選通過できました。2日目前半のバーディ3個が効きましたね。国内ツアーで調子が悪そうだったので心配していましたが、この勢いで国内ツアー後半戦を盛り上げてほしいですね。

 

岩井千怜さん

フェアウェー11-11、パーオン6-11、パット24-33

午前スタートの2日目でしたが、2バーディ6ボギー1ダボとスコアを落としました。午後スタートの初日をイーブンパーとしていたので勿体なかったですが予選は通過しました。

初日のようにパットが好調だと勢いに乗る選手です。

 

岩井明愛さん

フェアウェー9-12、パーオン10-8、パット30-28

午前スタートの2日目は2バーディ3ボギー1ダボでした。強気のパットが初日にはラッキーを生んでましたが、ラッキーは続きません。

 

吉田優利さん

フェアウェー13-8、パーオン10-7、パット30-26

午後スタートの2日目に2バーディ5ボギーでしたが、午前スタートの初日が4オーバーと出遅れたのが全てでした。難しい2日目としては良いプレーだったと思いますが初日の出遅れは準備の問題だったかもしれません。少し勿体ない予選落ちですね。

 

山下さん

フェアウェー12-9、パーオン8-9、パット28-31

2日目は午前スタートなのでスコアを伸ばしてくると思っていましたがノーバーディで18番では9打叩いてしまいました。ここをパーで通過していれば違った結果になったと思います。ショットの精度が悪く、パットでカバーしきれなかったことが残念です。18番のアンラッキーが全てでした。

 

上田さん

フェアウェー9-7、パーオン9-4、パット28-27

2日目は3バーディ9ボギーでした。いきなりボギー列車に乗ってしまいイライラのラウンドになりました。フェアウェーキープ率も低く、思ったようにパーオンできないゴルフでしたので予選落ちは仕方がなかったですね。最近調子が落ちていたのがそのままスコアに出てしまいました。

 

優菜ちゃん

フェアウェー11-13、パーオン9-13、パット29-36

午後スタートの2日目は苦労するかと思っていましたが、前半は2ボギーのみで我慢していました。しかし、後半は3ボギー1ダボということでノーバーディの1日となりました。

初日はパー5で2個ボギーを叩いたのが勿体なかったくらいですが、2日目はフェアウェーキープもほぼ完ぺきですしパーオン13回は日本人選手トップです。

これだけパーオンすればバーディ3個獲れるのが普通ですし、ボギーも多くて3個でしょう。

前半にバーディを1個でも獲っていれば・・・と思いますし、9番のショートパット外しの3パットボギーが無ければ予選は通過できたと思います。

この小さいグリーンで36パットというのが全てを物語っています。決してパットが下手な選手ではないのですが、ミドルパットが一筋外れるパターンが続いていますし、ロングパットが入ってくれるラッキーもありませんでした。

2日目に入らなかったパットの距離です。

1番6m、2番7.5m、3番3.3m、4番3.6m、6番7m、7番3.3m、8番8.5m、9番1.8m、12番6.7m、13番3.3m、14番6m、15番5m→1.5m、16番6m、17番7.2m、18番6.5m

2m以下が2回、3mから5mが5回です。

6m以上の入ればラッキーというパットが9回ありましたが全て外れました。

入らなかったパットを列挙するとまるで横峯病です(汗)。

初日も2m前後のパットを数回外していますし、今回はショットが通用しないというよりもグリーン上で悪すぎました。

3番、4番、7番のどこかでバーディを獲っていれば、その後のグリーン上のプレーは違っていたのではないかと思います。

午後はポアナ芝に影響されると言いますが、その中でも最終組というのも最悪でした。14番のダボも不運があったようですし、何もかもが不運の連続でしたが、今後の試合では運が向いてくると信じて今まで通りのゴルフを続けてほしいと思います。スコアほどゴルフが悪かったわけではありません。

何も知らない人がどうせ飛距離が云々とか言うのでしょうが、飛距離は気にする必要ありません。ショートゲームで勝負すべきところなのにショートゲームが上手く行っていないところが課題だと思います。