アメリカツアー、シェブロンチャンピオンシップの予選ラウンド残りとサードラウンドが終了しています。

 

予選ラウンドの結果

25位 -2 畑岡さん、西郷さん

36位 -1 古江さん

49位 E 優菜ちゃん、渋野さん

CUT +2 勝さん

CUT +3 @馬場さん

CUT +5 笹生さん

 

2日目がサスペンデッドとなり、5ホールを残していた優菜ちゃんは再開ホールの14番でボギーを叩きましたが、15番でバーディ、16番ミドルでイーグルというミラクルを起こして決勝ラウンドに進出しました。@馬場さんはスコアを伸ばせず、2オーバーでプレーを終えていた勝さんはカットラインが降りてこないために予選落ちとなりました。

決勝ラウンドには日本人選手5人が進出しました。

 

セカンドラウンドの残りを終えた後、サードラウンドが行われました。

サードラウンドを終えて、トップは10アンダー、トップテン圏内は7アンダーとなりました。

 

日本人選手の成績とサードラウンドの内容です。

29位 -1 渋野さん 4バーディ3ボギー

50位 +2 畑岡さん 3バーディ7ボギー

52位 +3 古江さん 2バーディ6ボギー

57位 +4 西郷さん 1バーディ5ボギー1ダボ

64位 +6 優菜ちゃん 2バーディ6ボギー1ダボ

日本人選手の優勝は厳しくなりましたね。

 

渋野さんはフェアウェーキープ9回、パーオン11回、28パットでしたが71でプレーできました。パーオン数にしてはバーディを獲れていますし、ボギーも最小限に抑えています。ケガをしているとの情報がありますが、むしろ慎重にプレーしていることが良いのではないでしょうか。

 

畑岡さんはフェアウェーキープ11回、パーオン12回、34パットでした。パーオン逃しが6ホールでボギー7個という数字がこの日のプレーを物語っています。

 

古江さんはフェアウェーキープ13回、パーオン9回、30パットでした。相変わらずティーショットは安定していますが、セカンドショットで苦労しているようです。バーディチャンスが少なく、ショートゲーム巧者の古江さんでもリカバリーできないコース難易度ということでしょうか。

 

西郷さんはフェアウェーキープ7回、パーオン12回、35パットでした。スタートホールでダボを叩き、流れを悪くしてしまいました。ティーショットは安定しなかったようですがパーオン数は標準です。12回パーオンしてバーディは僅か1個ということでグリーン上で苦労したようです。

 

優菜ちゃんフェアウェーキープ14回、パーオン9回、32パットでした。西郷さん同様にスタートホールでダボを叩きましたが、前半は何とか我慢していました。ティーショットは心配ないのですが、セカンドショットの精度で勝負する優菜ちゃんとしては距離で苦労したのか、パーオンが9回に留まりました。2日目は遅くまでプレーし、3日目早朝から残りホールを消化し、1日に23ホールというハードスケジュールの疲れもあったかも知れません。また、憧れのチョンインジさんと同組というのも嫌な予感がしていました。こういう予感は何故か的中します(汗)。

 

それにしてもベストスコアが65、60台が10人に対して、38人がオーバーパーでした。国内ツアーではなかなか見られないようなコースセッティングです。ショットが良ければバーディチャンスに付けることができる反面、ショットが悪いととことんスコアを落とすというコースセッティングです。距離が長いので、ある程度の飛距離が無いと厳しいですし、飛距離があっても曲がってしまうとジ・エンドです。

 

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国内ツアーはどのコースも似たり寄ったりで、平均的な飛距離とある程度のパーオン率とショートゲームが上手く揃えば優勝できます。千葉県で開催する試合をテレビで視聴しているとどの試合だったかわからなくなります(笑)。しかも、女子ツアーは千葉県での開催が多いです。

その点、今週開催されたフジサンケイレディスは趣きが違います。川奈での試合は川奈以外の試合とは全く違います。

 

と、いうことでフジサンケイレディスが終了しています。

最終日のベストスコアは68、アンダーパーが11人、平均スコアが73.1667でした。

このコースはパー71ですから、決勝ラウンドで平均スコアが2オーバーを超えるのは最近の国内女子ツアーでは少なくなりました。

特別に風が強かったというわけではありませんでしたが、グリーンが硬くて止まりにくいこと、ラフが例年よりも長いことの2点が難易度を押し上げました。

 

終盤では優勝争いは4人に絞られました。

一番プロ歴が長いのが安田佑香さん、4人の中で唯一レギュラーツアー優勝をしているのが岩井千怜さん、あとの神谷さんと荒川さんはプロテスト合格したばかりの新人です。

 

最終日を迎えた時点では神谷さんを高橋さんが1打差で追う展開でしたが、昨日のブログで書いたように神谷さんには一抹の不安がありましたし、高橋さんはネギック理論の壁があると予想していました。

予想通り、神谷さんと高橋さんがスコアを落とす展開となり、岩井千怜さんと上田さんが要注意だと思っていました。

岩井千さんは予想通り優勝に絡んできましたし、安田さんもコース相性の良さもあって終盤までトップを走りました。

荒川さんは少し気楽な位置でスコアを伸ばし、上位がもたついている間に追いつきました。

4人の優勝争いは見ごたえがありました。おかげで眠くなりませんでした(笑)。

 

岩井さんはもう少しパットが入っていれば優勝でした。17番で2日続けて手前の崖に落としたことが結果的には痛かったですね。

 

安田さんはフェアウェーキープが34回でしたが飛距離が無い分だけパーオン数では神谷さんと岩井千さんに後れを取りました。17番と18番で2日続けてボギーだったのもつらかったですね。

 

神谷さんと荒川さんはまだ粗削りですね。技術的にはこの2人よりも高い選手が何十人もいましたが、勢いなのか川奈の魔術なのか、良いゴルフをしていました。

 

優勝した神谷さんは飛距離の出る大きなゴルフをする選手です。ただ、フェアウェーキープが3日間で19回しかありませんでした。それでも飛距離が出るのでラフからでも短いクラブで打つことができるのでパーオン数は35回でした。飛距離があって曲がりも大きいので安定した成績を残せるタイプの選手ではないと思いますが、嵌れば面白い存在になりますし、優勝経験が自信となればよいですね。

横峯さくらさんを彷彿とさせるオーバースイングのティーショットは見る者をドキドキさせると同時に人を惹き付ける魅力でもあります。隣のホールのティーグランドからピンを狙うショットを打つ・・・なんて面白いゴルフを見せてもらい、久しぶりにゴルフの面白さを思い出させてくれました。

インタビューでは今時の女子高生のような喋りでしたが、既に20歳を迎えています(笑)。

 

横峯さくらさんは最終日1バーディ3ボギーの73で、通算6オーバー、39位タイでした。

3日間で7バーディ9ボギー2ダボという結果でした。

フェアウェーキープは26回ですから相変わらず安定していませんが、岩井千さんや神谷さんどころか吉田優利さんや鈴木さんを上回っています。

パーオンは33回で、数字だけならそれほど悪いわけではありません。パット数は90でした。

結果的には2日目の5オーバーが痛かったですね。

ティーショットが曲がるシーンが2日目、最終日の前半に多く見られました。後半には修正してきますので、午前中の入り方、スタート前練習のやり方について検討の余地があるのではないでしょうか。

またアプローチが上手く寄らないことが多かったように感じます。54ホール中、パーオンできなかったのは21ホールで、そのうちパーセーブできなかったのが11ホールもあります。神谷さんのような粗削りの若手選手のようなリカバリー率です。それを上回る爆発力があればよいですが・・・。

アプローチに関しては試合勘と練習だと思います。