Tポイント×ENEOSゴルフトーナメントが終了しました。

最終日を迎えた時点で上田さんが13アンダー、稲見さんと瀬令奈さんが9アンダー、8アンダーに若手選手3人という状況でした。

昨日のブログで優勝圏内は8アンダー以上の選手と笹生さんに絞りました。これは最終日のベストスコアが64で優勝スコアが15アンダーと想定した数字でしたが、今大会の最終日は想定した試合展開とは大きく違いました。

 

最終日のスコア分布です。

ベスト63、60台28人、アンダーパー39人、平均69.5926

 

半数を超える選手が60台、7割を超える選手がアンダーパーでプレーし、平均スコアも69.6を切りました。

極端なバーディ合戦となりました。

距離が短く、グリーンも先週と違って癖が少ないので、ティーショットを曲げなければパーオン、パーオンすればバーディチャンスというコース設定でした。

女子選手のショットは正確ですから結局はパット勝負になります。

 

最終日は上田さんが5連続バーディでスタートしました。4打差リードの選手が先制パンチを繰り出した形でした。この時点で18アンダー、2位とは大差がついて、このまま気持ちよくスコアを伸ばして20アンダー以上での独走優勝か・・・と思われました。

しかし、上田さんのショットが少しずつブレ始め、バーディを計算していたであろう8番でボギー。それでも前半折り返し時点では17アンダーで2位の瀬令奈さんに5打差をつけていました。

経験豊富な上田さんですから、この時点で優勝を意識していたでしょうが、ショットが思うようにいかず、前半32に対して後半42と女子ゴルフファンにとっては信じられないような崩れ方をしました。

上田さんは気持ちでゴルフをするタイプですから、ゴルフが崩れてきた時には案外脆いところを見せる時があります。最近はポーカーフェイスでプレーしていますので気持ちの変化が見えづらいところがありますが、内心は不安と怒りが同居していたのではないでしょうか・・・。上田さんはまたしても最終日に優勝を逃してしまいました。

 

一方の瀬令奈さんは自分のゴルフスタイルを貫きました。飛ばなくても安定したショットで確実にパーオンさせ、ある程度距離のあるバーディパットも決めるパット巧者らしく、バーディを積み重ねて行きました。

前半終了時点では優勝争いを盛り上げられたら良いな・・・という感じだったでしょうが、13番で上田さんを逆転した後は流石の瀬令奈さんも表情が締まって見えました。

瀬令奈さんのゴルフは素晴らしかったですが、想像を超える上田さんの崩れによる大逆転劇でした。

 

瀬令奈さんは彼女のフィールドでしっかりワンチャンスをモノにしました。小柄で飛距離の無い30歳ですが、自分のゴルフを磨けばまだまだ強くなれるということを示してくれましたね。

 

稲見さんは2021年の時の強さが戻っていないように感じます。ゴルフが上手いのは間違いないのですが、良いショットと悪いショットのバラつきがありました。

 

山下さんは最終日ベストスコアの63で帳尻を合わせてきました。強い選手は終わってみたらそれなりの順位に居るものです。

 

小祝さんも早い時期に優勝しそうな雰囲気があります。