JLPGAの理事が3月13日の社員総会において正式に決定したようです。

 

小林会長は7期目を迎えます。任期を全うすれば14年の長期にわたって会長職を務めることになります。

 

2011年に会長職に就任したわけですが、当時は外国人選手が大挙して日本のツアーに参戦してきた頃でした。

2004年から女子ゴルフブームを巻き起こした宮里藍さんは既にアメリカツアーに参戦していました。国内ツアーでは横峯さくらさんが2009年に賞金女王を獲得した後も日本人選手としては孤軍奮闘に近い形で外国人選手に対抗していましたが、毎年のように新しい外国人選手がやって来て、国内女子ツアーは外国人選手にコースを貸しているだけと批判されていた時期もありました。

2011年は外国人選手がツアーの中心を占め始めた時期でしたが、小林会長は外国人選手の拡大期に協会の舵を取ることになったわけです。

 

それなりに苦労もあったと思います。今でこそ国内女子ゴルフツアーは人気があると言われますが、一時期は人気に陰りが出始めていたことを忘れてはいけません。

 

小林会長を支持する声の中には「国内女子ゴルフツアーを人気スポーツにした」と功績を強調する意見も多いですが、本当にJLPGAの施策によって人気が回復したのでしょうか・・・。

外国人選手の活躍が目立たなくなった理由は4つあります。

① 外国人選手の高齢化

② 新型コロナ感染拡大による外国人選手の日本離れ

③ 貴金属世代の台頭

④ QT改革による外国人選手の参入減少

 

①から③までは協会の施策によるものではありません。④のみが協会の施策ですね。QTの改革は外国人選手の排除だと言われましたが、賛否両論あります。

こう考えると、今の国内女子ツアー人気は小林会長にとっては好運だったですね。

 

さて、小林会長は7期目を最後にするという報道が以前ありました。

 

組織のトップは、自分がトップである時期に上手く組織を纏めることが求められるのは当然ですが、次の世代を育成するというのも大事なことです。

 

ある程度の時期になれば、トップは次期トップを誰に任せようか考えなければいけません。JLPGAで言えば副会長と理事の6人の中で次期トップを育成しなければなりません。

執行部外から次期会長を迎えるというのは、一般的には難しいものです。例外的にクーデターのような形で起きることはありますが、JLPGAでそのようなことは起きるのでしょうか・・・。

おそらく、小林会長の意中の人が副会長と理事の6人、いや副会長3人の中に居るのでしょう。

 

女子ゴルフに長年興味を持っていた人であれば6人の名前はある程度わかるでしょうが、40歳代よりも下のファンは6人の中から次期会長が出ると言われると「それ、誰?」状態でしょうね。

 

宮里藍さんを推す声もありますが、現実的ではないでしょうね。彼女はもっと別の形でゴルフ界に貢献していくつもりでしょう。

 

正直言って7期14年というのは長すぎます。小林会長在任中の施策について功罪ありますし、敢えてそれを評価することはやめておきますが、後継者を早くから育成して来なかったように見える(今でも後継者育成が上手く進んでいるように見えませんが・・・)のは残念です。