2022年にプロデビューした選手のデータ分析です。1シーズンしか経験していないので今シーズン一気に化ける可能性があります。2022年のデータがどれだけ参考になるかわかりませんが、選手の強みと弱みは読み取ることができます。
弱点をどれだけ強化できるか・・・が今後の鍵となりますが、弱点はずっと弱点であり続けるというのが女子ゴルフ界の傾向です(汗)。
まず、メルセデスランク15位の川﨑春花さんです。レギュラーツアーには21試合しか出場していないため規定ラウンド数に足りませんでした。各部門の数字は出ていますが順位はありませんので、想定順位を書きます。
平均ストローク 71.6393 (28)
パーオン率 72.0486 (9)
平均パット数 1.8188 (42)
総パット数平均 30.3125 (89)
パーセーブ率 84.5486 (39)
平均バーディ数 3.3906 (17)
飛距離 243.75 (19)
フェアウェーキープ率 74.2188 (14)
リカバリー率 59.9379 (63)
日本女子プロゴルフ選手権でいきなり初優勝した川﨑さんですが、前年のQTで失敗したために前半戦は出場試合数が制限されていました。ワールドレディスまでの3試合は全て予選落ちでしたが、5月中旬のステップアップツアーで2位となり、この試合が分岐点になったと思います。翌週のリゾートトラストで初めて予選通過しました。その後はレギュラーツアーで苦戦続きでしたが、8月のステップアップツアーで優勝し、この勢いのまま選手権でレギュラーツアー初優勝しました。その後2週連続予選落ちしましたが、マスターズGCで2勝目、次の三菱電機でも2位と上位に定着した形です。新人戦もあっさり優勝しました。
スタッツが出ていますが、8月以前の川﨑さんと9月以降の川﨑さんが別人だとするとこのデータはアテになりません。
データからはティーショットは飛んで曲がらない、セカンドショットも安定していることがわかります。ただ、ショートゲームには少し難があるようです。
しかし、後半戦の川﨑さんを見た限り、パットも上手いように感じました。
今シーズン、一部のファンは川﨑さんをMVP候補に挙げています。確かに2022年後半戦の川﨑さんを見ているとそういう気持ちにさせられます。表情も変えず、勝負強さも感じますし・・・。
彼女が今シーズンも活躍できるかどうかは、昨年のような安定したショットをシーズン通して維持できるかどうか・・・と、ショートゲームが向上しているかどうか・・・の2点だと思います。
川﨑さん同様、初優勝した尾関彩美悠さんです。メルセデスランクは42位でしたが、賞金ランクは33位でした。
平均ストローク 71.9196 (37)
パーオン率 68.2222 (41)
平均パット数 1.7807 (10)
総パット数平均 29.4933 (34)
パーセーブ率 83.2593 (65)
平均バーディ数 3.4133 (15)
飛距離 240.01 (33)
フェアウェーキープ率 66.6667 (55)
リカバリー率 56.8765 (83)
尾関さんも前半戦は予選落ち続きでしたが、リゾートトラスト5位、サントリー8位から少しずつ上位に顔を出すようになり、東海クラシックで初優勝しました。
フェアウェーキープ率もパーオン率も大したことはないですが、平均パット数と平均バーディ数は良い数字を残しています。パットの上手い選手だと思いますがアプローチに難があるのかも知れませんね。セカンドショットの精度とアプローチが課題だとすれば安定して上位に入ることは難しいと思います。
ただ、川﨑さん同様、高校卒業したばかりのキャリアですから、一気にレベルアップしてくる可能性があります。前半戦で好スタートを切れるかどうか・・・が重要だと思います。
次回は岩井姉妹です。