データ分析シリーズはメルセデスランク12位まで終わり、次は13位か・・・、いつまで続くのか・・・という声が聞こえてきますが、いきなりメルセデスランク25位の鈴木愛さんです。
鈴木さんは2014年に本格デビューしていますが、その年の日本女子プロゴルフ選手権でいきなり優勝しました。それまでレギュラーツアーでトップテン入りが無く、初のトップテン入りが優勝、それもメジャー大会でした。
2015年は優勝も無く、本当に強くなったのは2016年以降です。
2017年と2019年は賞金女王を獲得し、ツアーの顔となりましたが、2020年以降は簡単に勝てなくなっています。
平均ストロークの変遷
2017年 70.7447 (4位)
2018年 70.1052 (1位)
2019年 70.3074 (2位)
2020~21年 71.4404 (15位)
2022年 71.4672 (19位)
平均ストロークが1打ほど悪くなりました。2022年は何とか前年の数字をキープしましたが、来年5月には30歳を迎えますので以前のような数字を残すのは難しくなっているように思います。
その他の主要スタッツを2019年、2020~21年、2022年の順に比較します。
パーオン率
70.5075(26) → 66.6667(53) → 62.6667(85)
平均パット数
1.7561(1) → 1.7725(4) → 1.7498(2)
総パット数平均
28.7901(2) → 28.9283(5) → 28.1700(2)
パーセーブ率
88.7517(3) → 85.7442(22) → 84.9444(34)
平均バーディ数
3.7284(3) → 3.3585(13) → 3.5300(8)
飛距離
242.69(25) → 234.18(51) → 240.72(30)
フェアウェーキープ率
68.6067(37) → 66.4193(50) → 61.2143(74)
リカバリー率
70.2326(3) → 64.0252(22) → 65.3274(20)
パット巧者の鈴木さんです。5m以上のパットでも入らないと凄く悔しそうにします。普通は入らないだろう・・・と思いのですが、彼女のゴルフの生命線はパットですから拘りが強いですし、パットの練習にはかなり時間をかけているようです。
ただ、この2年間の成績の落ち込みはパットの不調ではなく、ショットの方に問題があります。
特にパーオン率がシーズン毎に4%ずつ落ちています。
2020~21年はフェアウェーキープ率は維持していましたが、2022年にはフェアウェーキープ率も5%以上落としてしまいました。
これだけショットの精度が落ちているにもかかわらず、平均パット数は2019年よりも良い数字を残しています。パットは今までよりも入っているのですね。
バーディはある程度獲れていますが、ダボが多いのが2020年以降の特徴です。ショットが荒れて、グリーン上でカバーしようとして無理をしているのではないでしょうか。
今シーズン復活なるかどうか・・・はショット次第ですね。
30歳までに横峯さくらさんの優勝回数を超え、35歳までに永久シードを獲るのではないか・・・と思っていましたが、2020年のコロナ禍以降ブレーキを踏んでしまいました。
年齢的に厳しくなる時期に強い若手選手が出てきたというのも原因でしょうか。
勝ちたい気持ちの強い選手なので、簡単に勝てなくなっていることがイライラを強くさせるのでしょう。