主力選手のデータ分析シリーズ第10弾はメルセデスランク10位の藤田さいきさんです。
藤田さんの2020~21年シーズンスタッツと2022年シーズンスタッツの比較です。
2020~21年 2022年
メルセデスランク 24位 → 10位
賞金 28位 → 11位
平均ストローク 71.4713(18) → 71.1624(12)
優勝回数 0回 → 1回
トップテン回数 22位 → 13位
パーオン率 72.0997(12) → 71.2963(11)
平均パット数 1.8411(62) → 1.8061(28)
総パット数平均 30.2794(69) → 29.7353(50)
パーセーブ率 86.2337(15) → 87.6906(8)
平均バーディ数 3.0000(33) → 3.1765(31)
平均飛距離 245.14(15) → 250.06(8)
フェアウェーキープ率 61.2751(70) →61.2045(75)
リカバリー率 63.1040(28) → 64.7059(23)
パー3平均スコア 3.0018(17) → 2.9779(6)
パー4平均スコア 4.0372(26) → 4.0263(24)
パー5平均スコア 4.7674(18) → 4.7431(11)
藤田さんと言えば2011年の富士通以来の優勝で話題になりましたが、それよりも特筆すべきなのは2005年のプロデビュー以来の平均ストロークでベスト記録を出したことです。
しかも突然のことか・・・というと2020~21年の平均ストロークも自己最高だったので、2シーズン続けて平均ストロークの自己最高を記録したことになります。30歳代後半になってのこの記録は素晴らしいです。
藤田さんと言えば飛ばし屋ですからフェアウェーキープ率は低いです。それでもパーオン率は高いですから、ティーショットがラフに入ってもグリーンを狙えるパワーと技術がある選手です。パットは大したことがありませんが、それでも2022年はかなり改善しています。
ここでは2020~21年と2022年を比較していますが、2019年の賞金ランクは60位でシードを確保できず、2020年はQT27位からスタートしています。2019年は34試合出場して予選落ち16回、棄権3回、平均ストロークも66位でした。
2020~21年に復活の兆しを見せて、2022年は自己ベストということになります。
2022年の好調を支えたのはグリーン上だということがわかります。2020~21年と比較して2022年はパーオン率が下がっていますが、パットの指標は向上しています。パーオン率が下がっているのでバーディパットの平均距離が短くなったとは考え辛いのでパットが入ったと考えるのが自然です。
2019年はパーオン率も36位でしたので、2020~21年にショットが良くなり、2022年にはパットも良くなったということでしょうか・・・。
藤田さんは実力のある選手ですが、故障がちで思うようなゴルフができない時期が長かったと思います。それでも年齢を重ねてベテランと言われるようになってから自己ベストを更新するのですから、他の中堅・ベテラン選手もやり方によっては自己ベストを狙える可能性があります。
やはり、ショットが一定レベル以上でパットが良くなればある程度の成績を残すことができるということです。