主力選手データ分析第5弾はメルセデスランク5位の優菜ちゃんです。

勝さん同様、今シーズンはアメリカツアーに参戦予定なので、国内ツアーで見る機会は少なくなりますが、アメリカツアーでの活躍を祈りたいと思います。

 

優菜ちゃんの2020~21年シーズンと2022年シーズンのスタッツ比較です。

 

        2020~21年   2022年

メルセデスランク   4位  →   5位

賞金         5位  →   2位

平均ストローク 70.8637(5) → 70.4655(4)

優勝回数       4回  →   2回

トップテン回数    2位  →   7位

パーオン率 70.2543(23)  → 70.0647(23)

平均パット数 1.7776(6)  → 1.7639(6)

総パット数平均 29.1223(8) → 28.7184(4)

パーセーブ率 87.9485(4)  → 89.2125(3)

平均バーディ数 3.4545(8) → 3.5340(7)

平均飛距離 230.76(64)  → 231.03(76)

フェアウェーキープ率 76.5695(7) → 76.9071(5)

リカバリー率  67.9157(1)  → 70.6306(2)

パー3平均スコア 2.9624(2) → 2.8908(1)

パー4平均スコア 3.9938(7)  → 3.9865(5)

パー5平均スコア 4.7648(14) → 4.7574(13)

 

女子ゴルファーの中にはシーズンによって大きくスタッツを変動させる選手が多いのですが、優菜ちゃんのスタッツには良いか悪いかは別として大きな変動がありません。しかも主要スタッツのうち2桁順位のものはパーオン率と飛距離だけで、他の部門は全て1桁順位です。

つまり、飛距離以外の全てにおいて2シーズン続けて上位安定しているわけで、一気に成績を落とす要素が無い選手です。

 

順位を下げたのがメルセデスランクとトップテン回数ですが、メルセデスランクは4位から5位なので誤差の範囲、トップテン回数は少し不満の残る順位ですが、トップテン率は2020~21年シーズンより上回っていますので、むしろ試合数に影響されたと考えられます。

2位が4回、3位が2回、4位が3回でしたから、優勝を狙える試合で取りこぼしたことが2021年との違いでした。

欲を言えば、パーオン率を1桁順位に上げてほしいところです。パーオン率が2.5%上がれば優勝回数が2回ほど増えたと思います。

 

ただ、飛距離に大きな変化が無いので、セカンドショットの精度アップに頼るしかありません。もともとショットの精度の高い選手なので、これ以上ショットの精度を向上させるのは安易ではありませんが、今後はそこにチャレンジしていきたいですね。

飛距離がほぼ同じ堀琴音さんのパーオン率が72.7%ありますので無理な数字ではないと思います。ただ、堀琴音さんはフェード打ちですからね・・・。

 

今シーズンも国内ツアーであればメルセデスランクも平均ストロークも5位以内、上手くいけばMVPの可能性もあると思っていたのですが、アメリカツアーに参戦します。

同学年の古江さんが1年早くアメリカツアーに参戦し、1勝してシードを確保しました。古江さん同様に優勝してシードを確保できるかどうか・・・が焦点となります。

古江さんの2020~21年の国内ツアーと2022年のアメリカツアーを比較すると飛距離が15ヤード、フェアウエーキープ率が7%も上がっています。アメリカツアーのコースはフェアウェーが広くて転がりやすいというのが理由でしょう。

 

古江さんは抜群の100ヤード以内のショット、アプローチ、パットで勝負する選手です。優菜ちゃんはミドルアイアンからフェアウェーウッドの精度では古江さんを上回りますので、100ヤード以内のショットとアプローチの精度を上げたいですね。

それを立証するのがパー3平均スコアの1位ですが、アメリカツアーのパー3はピン位置が厳しいですので、この強みを生かしてほしいです。パー4の中には苦戦するホールがあるでしょうからパー5で確実にバーディを獲っていきたいです。

 

アメリカツアーは国内ツアーと違ってコースの特徴がバラバラです。全く通用しない試合とチャンスの試合の差が激しいですから、チャンスの試合で優勝することができるかどうか・・・。そのためには全く通用しない試合は捨てる勇気も必要かも知れません。国内ツアーのように全ての試合で優勝争いしようとするとハード過ぎて体力を消耗するかも知れませんので、体調管理と日程管理は重要です。