稲見さんのコメントが出ていました。
メディアに切り取られた発言なので、コメントの意味が少し変わってしまっているかも知れませんが・・・。
ゴルフ情報ALBAの記事で「パーオン率1位にこだわっているし、常に取りたいと思っています。わずかに足りず今年は届かなかったですが、それを取り戻すには筋力が課題だと思います。ケガでトレーニングが全然できなかったので、それをオフでしっかりやりたいです。体全体に筋力をつけたいですね。」と掲載されています。
パーオン率にこだわるのは稲見さんがショットメーカーであることの証です。そのために筋力が必要だと感じ、トレーニングをしっかりとしなければならないという稲見さんの考え方についてはその通りだと思います。
するべきトレーニングの質と量は選手によって違いがあるでしょうが・・・。
稲見さんのパーオン率変遷です。
2019年 78.2079(1位)
2020~2021年 75.7688(1位)
2022年 75.1389(2位)
賞金女王となった昨シーズンと比較するとパーオン率が0.63%悪かったですね。
稲見さんが今シーズン2勝で終わり、メルセデスランク3位となったのはパーオン率が2位だったからで、1位だったらメルセデスランク1位になったのでしょうか・・・。
0.63%パーオン率が下がったということは1ラウンドあたり0.1134打、3日間大会であれば0.34打、4日間大会であれば0.45打悪くなったということになります。
稲見さんの平均ストローク変遷です。
2019年 70.9805(7位)
2020~2021年 70.0514(1位)
2022年 70.3327(2位)
平均ストロークは昨シーズンと比較すると0.2813悪くなっています。
パーオン率で0.1134打悪くなっていますので、誤差の0.1679はパットが原因だと考えられます。
稲見さんの総パット数平均の変遷です。
2019年 30.8387(94位)
2020~2021年 29.5129(19位)
2022年 29.6917(44位)
総パット数平均は昨シーズンと比較すると0.1788悪くなっています。
理論的にはパーオン率が悪くなると総パット数は減る筈です。パーオンできないホールはアプローチで寄せてからのパットですからショットでつけたバーディパットよりも距離が短いですからね。
稲見さんの2022年シーズンはパーオン率が下がり、総パット数平均も増えてしまっています。ショットに関しては昨シーズンよりもほんの少し精度が落ちていたようですが、パットが思うように入らなかったことが優勝回数に影響したのではないでしょうか・・・。稲見さんレベルになるとパットが入るかどうかの話だと思います。
平均パット数も2022年は1.787で13位でしたが、昨シーズンは1.7666で2位でした。
こちらはバーディパットの距離に影響されますのでパーオン率が下がったことによりバーディパットの距離も長くなったと考えることもできますが、やはりパットがイマイチだったように感じます。
外野から見ればパットが課題ではないの・・・と思う場合でも、選手本人はショットが課題だと言うのはショットメーカーの宿命なのでしょうね。
ショットが完璧ならパットも入るという理屈です。
横峯さくらさんも以前はこういう感じでした。今はショットもパットも悪いのでショットを立て直すのが先決になっていますが・・・(汗)。